涙と笑いのHIV奮闘記

自分とは無関係と思っていた病気と思いがけなく向かい合い、闘病を続けるオヤジの日記。
仕事に趣味に彼氏との生活に奮闘中。

なかなかCD4が上がらない:でも元気です

2008年11月14日 | 病院

まさにIndian's summerと思えるような暖かな一日でした。


今日は前回から二ヶ月目の受診日でした。
診察券と保険証を忘れてゆくという失態をしてしまったやじですが、
保険証は次回に確認ということで済み、
診察券は再発行でした。


採血の前に15分ほど待った他は、
診察も待つことなく、会計でも座るとすぐに呼ばれて。


薬をいつもの薬局でもらったのに、
今回は1包化されていなくって、薬ごとにボトルで処方されました。
「お急ぎでなければ包みなおしますけど?」
ということでしたが、blogに写真をアップしようと思ってこのままもらってきました。



薬をもらったあと、いつものコース、大阪歴史博物館に行きました。
今特別展をやっています。


「おかえり、ヨーロッパ愛蔵の美術品
皇室侍医ベルツ博士の眼
江戸と明治の華」


   


ベルツ博士は1876年に来日し、現在の東京大学医学部で教鞭を執ったドイツ人です。
明治の医学界の基礎を作り、皇室の侍医をも務めた権威です。
肌荒れに効果のある化粧水「ベルツ水」を普及させたり、
温泉治療法を提案し草津温泉や箱根温泉の開発に努めたりしました。


26年の歳月を日本で過ごした博士がとりわけ愛したのが、
幕末から明治の日本の絵画や工芸品でした。
教師・医師・医学研究者としての職務のかたわら、よき伴侶である日本人の花夫人の協力を得ながら、
博士が収集したコレクション約6000点はドイツのシュトゥットガルトにある
リンデン民族学博物館におさめられています。


この展覧会では、日本初公開作品を多数含むベルツ・コレクションを中心に、
えりすぐられた絵画、工芸(染織、漆工、陶磁、七宝、金工、印籠、根付等)、
さらに皇室に下賜されたベルツ遺愛の品をも加えた約180件で、
ドイツ人が見いだした日本の美の精華、洗練された江戸と明治の粋が紹介されています。


東京国立博物館の展覧会も素晴らしかったのですが、
この展覧会もすばらしかったです。
ただ、修学旅行生を含む中学生、高校生が邪魔でしたが。
あ、真剣に観ている学生さんが邪魔なのではなく、
全く興味が無いのにこんな所につれてこられて、
大声で騒いだり、走って通り過ぎるだけだったり。


さて、このあと大阪城で開かれている展覧会を見にいったのですが・・・


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1 コメント

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食べ物だけじゃないですよ? (J)
2008-11-15 01:05:15
やじさんのblogでは、色んな世界を教えて貰って
ます。
歌舞伎もそう。
展示会も。
話題が豊富でちょっとお勉強になります。
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