涙と笑いのHIV奮闘記

自分とは無関係と思っていた病気と思いがけなく向かい合い、闘病を続けるオヤジの日記。
仕事に趣味に彼氏との生活に奮闘中。

天王寺公園で弁当:そして大阪市立美術館で特別展

2014年04月17日 | 外出・旅行

西大寺を出てから近鉄電車で鶴橋駅へ。
そこでJR環状線に乗り換えて天王寺駅。

今日の目的はこれ、大阪市立美術館で開催されている特別展。
「紀伊山地の霊場と参詣道」世界遺産登録10周年記念
山の神仏  吉野・熊野・高野

紀伊半島-それは本州最南端、三重・奈良・和歌山の三県にまたがる日本最大の半島。
中央には標高1,000mをこえる山々が縦横に連なって紀伊山地を形成し、
太平洋から吹きつける激しい風と日本有数の降水量という厳しい環境のなかで豊かな自然がはぐくまれました。
そこでは、古代より「聖なる山」への様々な信仰が生まれ、今に息づいています。

その核となるのが、役行者を祖とする修験道の一大拠点「吉野・大峯」、全国に広がる熊野信仰の中心「熊野三山」、
真言密教の根本道場「高野山」です。

三霊場は、参詣道を通じて有機的な繋がりを保ちつつ、それぞれ独自の文化圏を形成していますが、
ともに外来の宗教である仏教である仏教、そして日本固有の宗教である神道、修験道が併存あるいは融合し現在に至っています。

近代、明治における「神仏判然」つまり神と仏を明確に区分する方針の下で、神仏をまつる区間あるいは信仰形態は大きく変化しました。
しかし三霊場では神仏を分け隔てなくまつり崇拝する「神と仏のありかた」が、受け継がれ護られています。

世界文化遺産登録10周年を記念して開催する本展では、たんに神仏習合という言葉では語りつくすことができない、
神と仏がより近しい存在であった江戸時代以前の信仰空間の再現を目指しながら、
三霊場を中心として、篤い信仰をあつめる「神と仏」のすがた役約150件をを一堂に展観します。

(ちらしより)

この特別展は、絵画作品を中心に前期(~5/6)、後期(5/8~6/1)で展示替えが行われ、
そして重文である如意輪寺の鎌倉時代、源慶作の蔵王権現立像は5/8~5/18のみの出展となっています。
この期間にもう一度行かないといけませんね。

 
 

天王寺駅を降りて、天王寺公園の中を通って美術館へ向かいます。

10日ほど前なら、ソメイヨシノが満開だったのでしょうが・・・
今はパンジーを中心に、さまざまな花が植えられています。
パンジーのタワーの向こうに通天閣が見えていますね。

アベチカで買った弁当を公園で食べました。
雀が寄ってきたのでご飯粒を手のひらにのっけると、手のひらの上に乗って米粒をついばみます。
写真を撮ろうと、米粒を投げると必死に食べています。

 
 
 

うちのベランダではまだこんなに開いていないけれど、さすが屋外で育てるとすっかり開いていますね。

つつじとあべのハルカス。

 

市立美術館が見えてきました。
この桜は八重ではないですね。

 
 

ハナミズキも咲いています。

 
 
 

なんだろう、公園のあちこちに咲く、小さな白い花。

 
 

吉野郡出身の自分にとっても、まあ、吉野は花見で何度か訪れたことはあるけれど、
大峯なんて2度しか行ったことないし、
熊野なんて行った事有りません。

高野山は、まあ、何度か。
家が真言宗でしたし、中・高校が真言宗の宗教校こうですから、訪れています。

いろいろな新しい発見があった特別展でしたね。

帰りに慶沢園という、住友家の回遊式庭園へ。
八重桜が所々で咲いており、

 
 

日陰にはシャガの群生。

 

時間があったので、次の美術館へ。



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