涙と笑いのHIV奮闘記

自分とは無関係と思っていた病気と思いがけなく向かい合い、闘病を続けるオヤジの日記。
仕事に趣味に彼氏との生活に奮闘中。

医療費のお話:全ての人の参考にはなりませんが

2009年07月26日 | 医療費

先日とあるお方のblogに書いたコメントを読んで、
メールで実際医療費ってどのくらいかかるのかと複数の方から質問が寄せられました。


今は二ヶ月に一度受診しているので、それを前提にやじの払っている医療費の紹介をします。



病院では診察料、医学管理料、検査料、画像診断料、処方料などを含めて22900円。
今回は造影MRI検査があったので、画像診断料があって、ちょっと高目。



調剤薬局で払ったのは60日分で78430円。


こうしてみると、ほとんどが薬剤費ですね~。


結局合計して101330円。三割負担ですから実際にかかっている医療費は34万円くらいなわけです。


奈良市の場合、障害手帳(1・2級)を持っているやじはこの資格証を示せば、




県内の医療機関を受診すれば、窓口で一度医療費を支払えば後日その支払った医療費は銀行口座に振込まれます。(自動償還方式)
しかし、やじのように県外の医療機関を受診すれば、領収書を市役所にある「医療費交付請求書」に
医療機関の領収書を添付して市役所に提出する必要があります。
そのため、一度は医療費を支払う必要があるのですが、結局は医療費はかからないわけです。
自治体によっては所得によって医療費の一部負担があるようですが。


やじが二ヶ月に一度の受診にしているわけは、
(主治医からは三ヶ月に一度の受診でも言いと言われていますが)
三ヶ月に一度にすると社会保険の高額医療費の対象になってしまい、
一旦社会保険事務所に高額医療費の還付請求をし、
その支払いが行われた後その書類を添付して、次に市役所に「医療費交付請求書」を提出することになり、
けっこう面倒なんですよね。


残念ながら三級・四級の軽度障害とされる方々の医療費についてはやじは詳しくありません。
おそらくエイズ拠点病院にはMSW(医療ソーシャルワーカー)がいらっしゃると思うので、
ご相談されると良いと思います。
やじも入院中に相談に乗っていただけましたから。


 


税金だけじゃなく:様々な影響

2008年06月20日 | 医療費

たばこ1000円、4兆円の税増収=日本学術会議が試算(時事通信) - goo ニュース

TASPO導入よりも、きっとたばこ1000円にするほうが、
未成年の喫煙抑制になるんじゃないかと思うやじです。

世界的に見て格安でたばこを吸うことのできる日本。

喫煙する人だけでなく、伏流煙が周囲の人の健康に害をあたえています。
歩き煙草、喫煙所以外での喫煙、車の窓からのポイ捨て、などマナーを守らない喫煙者って多いんですね。
その他にも、何よりも肺気腫などの病気、肺癌の発生など、
健康に与える影響は大きい喫煙です。

1000円になるともっと多くの人が禁煙するから、
税金はそんなに増加しないって意見もありますけど、
医療費削減にもつながるのではないでしょうか?

マナーを守って喫煙所で吸う分には全く異論はありませんので。

 


なんか嫌な感じ

2006年08月11日 | 医療費
夕方から雷模様でした。
絶対に夕立になるぞ!と思ったが空振り。

一昨日の臨時出勤の代休今日の午後にもらえた。
住民票のある市役所に出向いて
5~7月分の医療助成の書類を提出。

しょうがい福祉課は全体に対応がよろしい。
プライバシーにも気を使ってくれるし。
いつもならがらがらの窓口なのだけど、生憎今日は窓口が一杯でした。
後ろのベンチで待っていたら、
「御用は承っておりますか?」
と声を掛けていただいた。
「はい、書類を提出にきたんですが。」

書類はただ単に窓口の人に渡すだけなのですが、今日は違った。
「ちょっと拝見します。」
「ご本人さんの助成ですか?」
そういってジロッと見られた。まるで、何故俺が障害者なの?みたいな。
書類には何の障害で何級かは記入の必要がないのである。
で、病院・薬局の領収書を見て、
「随分毎月高額なんですな~。何の医療費なのかな?」
って聞くんですよ。こんなオープンスペースで聞くか~?
「え、でも二年前から助成してもらっていますが。
いちいち何の医療費か僕が説明しないといけないんですか?」
明らかに声を荒げ怒りの表情を浮かべた俺に気付いた窓口の女性が気を利かせて、
「こちらへどうぞ~」、「ごめんなさいね。答えなくっていいんですよ。」

確かに高額の助成をしてもらってます。
感謝しています。
でもこの対応はね~。





確定申告:無事終了 ほっ

2006年03月15日 | 医療費
一度送信してあったんだけど
変なトラックバックがあったのでいったん消去して再度投稿です。

(変なトラックバックはやめてください。特にエロ系)

いろいろあったが、書類をそろえ完成。
とにかく医療費関係が大変だった。

挫折しかかったけれど、少しでも戻るならと頑張った。

医療費控除に、扶養控除、特別障害控除。
休職による給与所得の減少による税額の減少。

などなど、結局びっくりするほどの税金がもどってくる、予定。


国民年金:納めてますか?

2006年03月10日 | 医療費
一昨年、年金未納三兄弟として元民主党代表管さんが追及したのに、
自分も未納だったせいで代表の座を退きなぜかお遍路さんになっちゃいましたね。
民主党って、詰めが甘いんだよな~。
今年も掘江メール事件で、それまで頑張っていたのに撃墜。

年金って今や35%以上が未納なんだってね。
俺は厚生年金だから、入院して死にそうな時でも給与天引き。
納めたって、もらえるかもわからない状態なのに…。

うちの両親は父親一人の国民年金で生活している。
一ヶ月6万円ちょっと。
この2月から母親もめでたく(?)年金受給できるようになった。
ちょうど貯金が底をつきはじめたころなんで、ちょうどよかった。

いっつも「財産を残してやらないと」って口にするけど、
そんなの要らないから楽しく過ごせばよいのに。
足らない分は俺が助けるからさ。

そんな思いをしている庶民のわれわれがいる一方、
議員年金でのうのうと余生を楽しむ事のできる地方議員・国会議員。
金がないといい人材が集まらない?
ばかな。そんなに政治を志す者は、志がひくいのか?
もう、おおバカ野郎ばっかりだね。

そんな中、年金未納者に対して、国民健康保険証を発行しない
(正確には有効期間を限定した「短期保険証」を発行するらしい)
という方針なのであるという。
ってことは、年金を納めていないと、病気になったらいちいち短期保険証を
発行してもらう手続きに行かないといけなくなってしまう。(受診抑制)
受診抑制すると病気が重症化してからの受診になり、結局医療費がかかるのにな。
(俺の場合も仕事を休めなくって体調悪いのをかなり我慢して、こんなありさま。
早く受診していたらもっと医療費はかかんなかったしね。)
そもそも、国民保険料を自治体が集金していた頃は
徴収率が今ほどは低くなかったわけで、
ってことは、社会保険庁に問題ありなのでは?

とはいえ、俺たちの選んだ議員なのだからいくら言っても負け犬の遠吠え。
国民年金未納の人いれば、気をつけたほうがいいよ。



4月から:たまにはやるじゃないか

2006年03月09日 | 医療費
は~、啓蟄も過ぎるとさすがに暖かい。
日中などは公園のベンチに座っていると、頭が暑いです。

今朝の新聞を読んでいると
(最近新聞を読む事が多いです)
こんな記事が。
自分のようにしょっちゅう高額医療になる者にとって、
今月高額医療になったのかならなかったのかいちいち計算するのが結構面倒。
申請すべきかどうか教えてもらえれば助かります。

ちょっとこんな小さな記事も発見。
これは来年の4月かららしいですが。
これも助かりますね~。
なんせ、今病状が安定してきて通院間隔が長くなってきて、
医療費を払う時に10万円を越す事が増えてきたから。


今日も失敗。当分お預けの確定申告

2006年02月25日 | 医療費
今日は暑いといったほうがいいくらい、暖かい一日でしたね。

さて今日は地元の税務署へ。
税務署毎にやっていること違ってるんだな。

ここもすごい人。
広い会場に机といすがずらっと並べられ、
電卓が一人一人に貸し出され、
質問があれば手を挙げるように指示される。

手を挙げ続けて20分。やっと相談員が来てくれた。
ここでまた昨日と同じ質問したところ、
「そんなあなたの医療費はここではわかりませんよ」
と、軽くあしらわれる。
「いや、昨日○○区の税務署でいわれたのですが」
と説明するも、
「そんなこと言われてもわからないものはわかりませんから。
市役所に相談してみたら?」
と、けんもほろろ。

そこで市役所の障害福祉課へ。
市役所の担当者はとっても親切。
いろいろ事情を聞いてくれて、
「じゃあ、前に提出された領収書を探して郵送します。
次回からは領収書はコピーでいいですよ。」
と。

そもそも税金を「払ってもらう」立場の税務署の対応とは
とても思えませんね。

代休:確定申告失敗

2006年02月24日 | 医療費
少しずつ暖かくなってきました。
実家から持ってきた梅の枝のつぼみが
いつの間にか開いて花が咲いている。部屋がいい香り。

先週の土曜日・日曜日に臨時出勤したので、今日は代休。
確定申告しなきゃ。

去年までは、単に2箇所以上から給与をもらっていたからしていただけ。
だからネットでさらさら~っと。
(といっても、一時払い養老保険の満期が来た分を申告しないといけないって
知らなかったので、あとから修正申告を余儀なくされ、延滞税やら重加算税やらを
払わされる羽目になったことも。)

今年は収入も減ったし、医療費も多かったし、
特別障害者控除も受けられるしね。
医療費控除の仕方がよくわからなかったので、
(高額療養費の払い戻しがあったり、心身障害者医療費助成(通称「マル障」)を
受け始めた事が複雑になっているのです)

住んでいる所の近くの税務署を訪れた。
受付でどういう内容かを聞かれ、順番を待つ。
1時間半ほど待たされ、ようやく番号を呼ばれる。
再度内容を確認され、「領収書を見せて」と言われる。
マル障の申請のために領収書を提出して、それは戻って来ないことを説明すると、
「領収書の原本がないと控除はできません。
 ただ、住民票のある税務署に行くとそこで医療費は調べて書類を出す事ができる」
ということであったので、仕方なく明日実家の近くの税務署に出向くことに。

しかし、すごい人手でしたよ~。


入金:これでやってゆける

2006年02月17日 | 医療費
いよいよ確定申告。みなさん準備は進んでいますか?

様々な書類を取り寄せてもなかなか難しいです。
いっそのこと税理士にお願いするか~?
なんて投げやりになっています。

給与を6箇所からもらっているし、
医療費の領収書を集めて、
いろんな控除もしないとね。
そうそう、両親を扶養家族にいれないと。
両親年金生活者だから。

今日社会保険事務所から、
傷病手当と高額医療の補助の入金があった。
ちょっとびっくりするほどの額で、
あ~、これで生活できる。

なんせ、去年の医療費は実際に払った額は600万近くて、
貯金ほとんど使っちゃったから。

医療制度改定:4月から変わります

2006年01月20日 | 医療費
多くの治療の必要な患者は治療費を
障害者手帳を取得した上で「更正医療」制度を利用していると思います。

2005年10月に成立した「障害者自立支援法」により、
2006年4月から「更正医療」が「自立支援医療」に変わります。
もともと、
「精神通院医療」(精神保健福祉法)
「更正医療」(身体障害者福祉法)
「育成医療」(児童福祉法)
に分かれていた障害にかかわる公費負担医療が自立支援医療に変わるってことです。

抗HIV薬は非常に高価でしかも今話題のジェネリック薬品もないために負担が重いのです。
(たとえば、俺の場合は28日分で3割負担で45000円)
しかも、そこに検査料やらなんやら。
多くの患者がその医療費を「更正医療」を利用して公費負担してもらっている、
というのが現状なのです。

それが今回の自立支援法により利用者は「1割負担」が必要になります。
となると、薬剤料だけで、15000円の自己負担が発生するわけですよね。
もちろん、所得によって自己負担額の上限が個々定められていますが。

私の場合は更正医療は所得制限のため利用していないので変化はないのですが、
おそらく多くの人は更正医療を利用していると思いますので、
是非一度ケースワーカーやソーシャルワーカーに相談してみてはどうでしょうか。

細かい内容については十分理解しえていないこともありますので、
ここが違う、というところがあれば指摘していただければ助かります。