涙と笑いのHIV奮闘記

自分とは無関係と思っていた病気と思いがけなく向かい合い、闘病を続けるオヤジの日記。
仕事に趣味に彼氏との生活に奮闘中。

今日は休日、昼食を食べるついでに散歩

2020年04月02日 | 芝居

朝起きて窓の外を見ると、佐保川の桜がどんどん咲いてきています。

朝食を取って洗濯をしてから干そうとベランダに出ると、
何やら道路工事をしている様子。

昼食を取ろうと外に出ると、たまたま管理人さんに出会い、
この工事は、夜に道路が陥没したのでその修繕らしい。

今日は新大宮駅近くにある「手打ちうどん香粋一(かすいち)」に行ってみます。
以前は猿沢池の南にもありましたね。

途中に灌木に蕾と花。

いつもの橋の近くの公園に紅色の八重桜の蕾がもうすぐ開きそう。

雪柳はかなり散ってきました。

公園の桜。

いつもの橋から、下流側、上流側。

見ごろになってきたので、花見をしようとこの辺りの道路(生活道路)に違法駐車の車がたくさん。
時々パトカーが取り締まりにやってきます。

目の前で駐禁とられていました。

道路工事が進んでいます。

もう一度佐保川べりの桜を見て、部屋にもどります。

窓から佐保川の桜。

公園に咲く桜と平城宮跡朱雀門、生駒山。

今日の夕刊の記事。
6/6から京都文化博物館で「挑む浮世絵 国芳から芳年へ」。

国芳は2011年の春、大阪市立美術館で「没後150年 歌川国芳展」と、
2016年の夏、神戸市立博物館で「ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳 わたしの国貞展」、
2018年の春、大阪市立美術館で特別展「江戸の戯画 鳥羽絵から北斎・国芳・暁斎まで」で観ています。

芳年は2017年の春、美術館『えき』KYOTOで「芳年展」で観ていますね。

もう一つは今月の文楽「義経千本桜」で、人形遣いの吉田玉男さん。

夕食の材料を買い出しに出かけると、もう工事は終わっていました。

今日の夕食、バラずし、サラダ、買ってきた鶏もも肉をから揚げにして。

 


大阪松竹座:花形歌舞伎「GOEMON」

2014年10月05日 | 芝居

部屋で少し昼寝をして、午後3時過ぎに大阪へ出かけました。

出かけたときの生駒山。
ずいぶん麓のほうまで雲がかかってきました。 

 

駅から見えた若草山。右下に奈良県庁舎の屋根が見えています。

 

近鉄大阪難波駅で下車。
駅からエスカレーターをあがると、ここにも忍者がしのんでいます。 

  

一旦高島屋まで行って幕の内弁当を買い、そこから戎橋商店街を通って道頓堀の松竹座へ。
戎橋商店街はまるでラッシュ時の駅の通路のように、人・人・人。 

途中に何軒かドラッグストアがあるのですが、そこから出てくる中国人の持つ荷物の多いこと・・・
テレビニュースで放映されていたのと全く同じ光景でした。

大阪松竹座。
幸い雨にあうことはなく、ここまでたどり着きました。 

 

今日の出し物は「GOEMON」。
基本的にこういう舞台は見に来ないのですが、いらないチケットがあるからと頂いたんです。

えっつ、今井翼?それジャニーズの人とちがうの? 

 

劇場内に入ると、定式幕はなく、すでに電飾の舞台装置がむき出し。

 

高島屋で買ってきた幕の内弁当。

 

感想。

まず、基本的に自分は劇場でスピーカーからの音が苦手です。
効果音のほとんどはスピーカーからの音で、残念。
歌舞伎の本公演ではないから仕方がないけれど、長唄部分もスピーカーから。
二箇所宙乗りがあるのですが、飛び去ってゆく時の効果音が五月蝿すぎ。
宙乗りしながらの台詞もそうでしたね。
歌舞伎役者はいつもの歌舞伎の演技なのですが、今井翼さんは、発声・演技ともに全く歌舞伎らしさがなかった。
でもこれはそういうものなのかもしれません。

よかった点。
途中でプロのフラメンコダンサーが出演してダンスを披露。
あんまり観たことがないので、すごく 良かった~。
そしてシンガー、ギタリストもプロのようです。
(歌もギターも生の音だけでいいと思うのだけれど、いずれもマイクを通してスピーカーからも大音量で流れてきます。)

二部の後半で大薩摩が出てきて、三味線も語りも生の三味線と声なのですが、
それと掛け合いになるのがフラメンコギターとフラメンコシンガー。
こちらはマイクを通した大音量。絶対生のギターと歌がいいって。

宙乗りのケレンに、つづら抜け。
「楼門五三桐」で観られるような大ゼリで五右衛門が登場するところなんかは、
歌舞伎初心者には楽しめる趣向ですね。

五三桐のようなセットではなく、最初の写真のようなステンレスのパイプで組まれた山門がセリ上がり、
てっきり秀吉が出てくると思ったら名古屋山三。

歌舞伎初心者には筋も分かりやすくって、良いかもしれませんね。

あ、アンコールもありましたよ。
てっきり全員が登場するのかと思えば、愛之助と今井翼の二人だけ。

翫雀や壱太郎、吉弥、種太郎、そしてフラメンコの三人くらい出したらええのに。

などと思いながら劇場を後にしました。

外に出ても雨は降っておらず、相変わらずどぎついネオンの街です。

 

駅に行くとすぐに奈良行き快速急行がやってきて、うまく座れてラッキー。
駅前のセブンイレブンでシュークリームとコーヒーを、どちらも無料券でもらってきて、
シャワーを浴びた後頂きました。 

 

で、松竹座でもらってきたのは年末の南座の顔見世興行のちらし。
う~ん、昼の部はいいかもしれないけれど、夜の部はパスかな。 

 

そして、年があけ、1月2月は連続して中村翫雀改め四代目中村雁治郎襲名披露興行です。
河庄、引窓、沼津、雁の便りなんかはしないのかなぁ。 

そういえば、翫雀の父、現坂田藤十郎が中村扇雀から中村雁治郎を襲名した時も観に行ったなぁ。しみじみ・・・。
もう少し長生きしたら、中村勘九郎が中村勘三郎を、市川海老蔵が市川団十郎を襲名するのを観る事ができるかも。

そうそう、「GOEMON」の芝居の中にこの襲名の紹介もちらりとされていましたね。 

  

 

 


2014年11月文楽公演:今日から友の会先行予約

2014年10月02日 | 芝居

今日は国立文楽劇での11月文楽公演の、友の会先行予約日です。

朝10時の休憩時間、少し早く9時55分に休憩に入って、
ノートパソコンの前で国立劇場チケットセンターのHPを開き、スタンバイ。

10時になってから何度もアクセスを試み、10分後に接続。

日曜日しか行けないので、日曜日の昼の部・夜の部を通しで予約です。

あんなに早くアクセスしたのに、すでに一等席の前のほうは埋まっていて・・・

それでもそこそこの席をゲットできました。

11月の演目は、

第一部:双蝶々曲輪日記
第二部:奥州安達原 

  

ふと、東京の国立劇場の演目を見ると、今月同じ「双蝶々曲輪日記」です。

  

えっ?12月は「伊賀越道中双六」?しかも「岡崎」が出る?

 

国立劇場での「伊賀越」、二度観に行きました。
でもどちらも「岡崎」は出ず。 

一度目は平成十六年の十月公演。
 呉服屋十兵衛:中村雁治郎(現坂田藤十郎) 
 雲助平作:片岡我當
 平作娘お米:片岡秀太郎 

二度目は平成二十五年の十一月公演。
 呉服屋十兵衛:坂田藤十郎 
 雲助平作:中村翫雀
 平作娘お米:中村扇雀

そして今年12月公演では有名な俗に言う「沼津」の「駿州沼津」は出ず、
代わりに「三州藤川」と「三州岡崎」が出ます。
主人公の唐木政右衛門を中村吉右衛門。
あぁ、観たい・・・

年末の京都南座の顔見世興行をパスして、東京へ行こうかなぁ。
あぜくら会の先行予約が11/4、文楽友の会の先行予約が11/6。
チケットとれるかなぁ・・・ 


秀山祭九月大歌舞伎:中村吉衛門と片岡仁左衛門

2014年09月24日 | 芝居

はい、これが今回の歌舞伎座での「秀山祭 九月大歌舞伎」のちらしです。

今回は、吉右衛門と仁左衛門が出るので、奮発して昼の部は一等席、
チケット先行販売時には終演時間が不明だったので、途中で抜けることを考え、
一等席の通路側の席を探したのですが完売で、二等席の一番前に空きがあったので、夜の部は二等席。
この二等席は舞台はよく見えるのですが、なにしろ遠いので、オペラグラスは必携ですね。 

  

秀山祭ということで、もちろん主役中村吉右衛門を中心に播磨屋の面々が芯となっての公演です。
そこに吉右衛門の甥の染五郎(高麗屋)や芝雀(京屋)、
そしてそこに片岡仁左衛門(松嶋屋)、そして兄の秀太郎、孫の千之助。 

左が法界坊の中村吉衛門、右が太十の武智光秀の中村吉衛門。

  

法界坊は以前にも吉右衛門でも、そして故中村勘三郎でも見たことがあります。
肩肘はらずに見ることのできる演目ですね。

絵本太閤記は文楽では何度も観ていますが、実は歌舞伎では初めてです。
吉右衛門の台詞はそんなに多くはないんですが、登場しているだけで舞台が引き締まりますね。

チラシの左上の写真は仁左衛門の親獅子。
以前仁左衛門の連獅子、実の息子の孝太郎の子獅子での連獅子を観たことがありますが、
今回は子獅子を演じたのはその孝太郎の息子、すなわち仁左衛門の孫の千之助ですね。

親獅子が子獅子をがけから突き落とし、
その子獅子がどうなったか谷の下の様子を伺うもその姿が見えず、
その悲しみに耐える親獅子、
そして水に映る子獅子の姿を見つけた時の喜び・安堵感の表情、よかった。
これがあってこそ二人そろっての毛洗いが映えますね。 

実は昼の部の「法界坊」で、吉右衛門演じる法界坊が、仁左衛門演じる甚三にむかって、
この連獅子のことを話す、入れごとがあります。

今回菊畑、絵本太閤記と義太夫物が昼・夜の部に出ていたせいか、たまたまなのか、
文楽の人形遣いの「桐竹勘十郎」さんを 会場でお見かけしました。

 

それにしても同い年の吉右衛門と仁左衛門、よかったな~。


吉例顔見世興行@南座:演目・配役決まる

2014年09月19日 | 芝居

京都の年末の年中行事である
「當る未歳 吉例顔見世興行 新檜舞台開き 東西合同大歌舞伎」
の、演目と配役が決まったようです。

 

昼の部: 

 

一、玩辞楼十二曲の内 藤十郎の恋

坂田藤十郎  扇雀
宗清女房お梶 孝太郎

 

二、恋飛脚大和往来 新口村


亀屋忠兵衛 梅玉
傾城梅川 秀太郎
才造 松江
万歳 進之介
孫右衛門 我當

三、新皿屋舗月雨暈 魚屋宗五郎

魚屋宗五郎 幸四郎
磯部主計之助 橋之助
磯部家召使おなぎ 高麗蔵
小奴三吉 亀鶴
家老浦戸十左衛門 友右衛門
宗五郎女房おはま 魁春

 

四、十八世中村勘三郎を偲んで
   仮名手本忠臣蔵七段目 祗園一力茶屋の場

大星由良之助 仁左衛門
遊女お軽 七之助
大星力弥 壱太郎
寺岡平右衛門 勘九郎

 

夜の部:


一、仮名手本忠臣蔵九段目 山科閑居の場

本蔵妻戸無瀬 藤十郎
大星由良之助 梅玉
大星力弥 扇雀
本蔵娘小浪 壱太郎
由良之助妻お石 秀太郎
加古川本蔵 幸四郎

 

二、お祭り

鳶頭松吉 仁左衛門

 

三、鳥辺山心中

菊地半九郎 橋之助
遊女お染 孝太郎
坂田源三郎 亀鶴
遊女お花 七之助
坂田市之助 扇雀

 

四、爪王

狐 勘九郎
鷹 七之助

 

ちらし、10月に松竹座に行ったときにもらってきます。

 

自分が観たいのは、昼の部と、夜の部の九段目です。
顔見世高いからな~どうするかな~。