人生において振り出しはなし

公務員試験の記録

映画『NANA』

2005-10-05 23:03:37 | 雑記

昨日、一ヶ月遅れで映画『NANA』を見てきました。

NANAは、昔ちょっと憧れていた子から
「ヤス格好いいわぁ…、お前もヤスみたいになれ!」
と言われ読んでみた漫画。

読後の感想は
「無理だろ ヤスは無理だ(゜д゜;)」

…読んでない人にはさっぱりわからないな。
きっかけはそんなもんで、それから読んでます。

して映画の『NANA』のほうも、原作を知らないと分かりにくそうな感じ。
二人いる主役の片方の導入も省いてたし。
省かれたシーンが多い分テンポよく、見やすく面白い映画だと思いましたよ。

昨年『下弦の月』という同じ作家の別の作品の映画も見に行ったんだけど、
あれは何故か観ててイライラしてしまったのに比べると、今作は格段に良い。

音楽を頻繁に使う作品だけども、映像化に当たっての音作りがよくできてる。
作中2回あるライブシーンは本当いい出来だった!!
観て 聴いていると、「ライブ観にいきてぇなぁ」と思わせる程に。

キャストはメインのNANA二人が違和感なくイメージ通りだった。
脇役のキャストや風貌、ファッションも文句なし。
特に京助淳子、章司に幸子なんて素晴らしすぎ!笑

しかし…俺としてはどうしてもレン役の松田龍平だけはNG。
すごい才能のある役者さんということで、間の取り方はうまいなぁと正直思った。
でも、レンてイメージでは『NANA』の男性の中で一番良い面構えしてる。
松田龍平さんの顔がどうこうじゃなくて、だけど原作のレンとは重ならなかった。

しかし!
顔より声より、何より気になったのが三段腹
上半身裸のベッドシーンで腹がぽよん としてるじゃないですか…
そのシーン周りからちょっと笑い声が漏れてた。。
レンてガリガリの細身のはずなのにねえ。

連れはシンもノブも駄目だと言ってたけど、俺は気にならなかったな。
見方は人次第。

あと、連れは割と救いのない漫画だけど、映画のシーンで終わるとハッピーな感じだねぇ、と。
言われてみればそうだな。
結構暗かったり重かったりする作品だけど、だからこそ続きが気になる。
いい方向に行ってくれないか、って。

続編も早くも製作決定らしい。
今回オープニングエピソードが端折られた奈々のストーリーと、
バンド成り上がり編がメインかな?
個人的には今作かなり気に入ったので、これからキツイ話になっていくけれども
今から楽しみだなぁ。

あ、ここまでblog読んでくださった方で『NANA』読んだことのない方が居られましたら
その足で漫画喫茶へゴー!
一気に流行っていったけど、それはやっぱり面白いからなんですよ。