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「わたナギ」に隔世の感が・・・

2020-08-29 | パフォーマンス
私の家政婦ナギサさん」(TBS)、毎週楽しみに観ています。

このドラマでは、多部未華子さんと瀬戸康史さんが共演。
去年の秋、KAAT(神奈川芸術劇場)で上演された舞台
「ドクター・ホフマンのサナトリウム」で、お二人を拝見しました。

多部ちゃんの舞台の素晴らしさは、よっく存じておりましたが、
瀬戸さんは、失礼ながら・・・
あんなに舞台映えする方とは思わず、感動!

それゆえ、このドラマで、コンビ復活と注目しておりました♫
期待は裏切られていませんね~
今では、夫と二人、アラカン夫婦揃って観ています。



さて、今週放送された、第8話。

メイ(多部未華子)は、ついに田所(瀬戸康史)へ、
家政婦ナギサ(大森南朋)のこと、家事が苦手なことを告白し、一件落着。
その後、偶然、田所の部屋へ入ったところ・・・

ぐっちゃぐちゃ。
メイは思わず既視感を覚えるほど・・・

そこで、今度はハイスペック男子の田所が、
本当は自分に自信がないことを打ち明け・・・というお話。


気になったのは、田所が挙げた、自分の欠点の中に、
家事ができない」があったことです。

家事ができない・・・って、
ハイスペック男子の傷になるんだぁ・・・
ちょっとびっくりしました。



・・・というのは、アラカンな私たちには、
男は家事ができなくて、当たり前みたいな感覚があるからなんです。

以前、母が義妹に言われたとか。
「おかあさん、もう少し、
(私の弟に)家事を仕込んでおいてほしかった」と・・・

確かに、母は、姉の私には「女の子だから」と、厳しかったくせに、
弟には何もさせませんでした。

もっとひどいのは、一人っ子の夫。

もともと不器用なのに加え、義母が全て先回りしていてくれたから、
家事能力はゼロどころか、マイナスでした。
結婚してから必死で躾けましたwが、まだまだです・・・

これは、昭和、高度成長期生まれの男子の話。
周りのイマドキ男子を眺めてみれば・・・

大学生の甥っ子も下宿先で自炊しているというし、
友人や同僚からは、息子さんの料理自慢を聞いています。
料理だけでなく、お風呂掃除などを手伝ってくれるとも・・・

令和の御代、男性の「家事ができない」は欠点と見なされるんですね。
ま、生活していく上で必要なのが家事ですから、
男も女も関係なく、ある程度はできたほうが楽でしょうね。




とはいえ、この忙しい現代、家事にいそしむ時間を捻出するのは難しい・・・
「わたナギ」は、この解決策も提案してくれます!?
やたらと家事代行のCMが多いんですよね~ww

CMでは、風間俊介さんが
「まわらない日は助けてもらって暮らしのリズムを整えよう」と、
おっしゃっていますw

わたしも、大病した頃から、エアコンや換気扇(ドラム式)の掃除は
業者さんにお願いしてきました。
ただし自分ではできなかったり、しない方が良かったりのもの限定!

ところが、いまや「できないところ」だけでなく「できないとき」も、
助けてもらおう、という時代に変わってきているんですね。

実際のところ、代行サービスを使える層が、
どれだけ存在するのかな、という疑問はさておき・・・
「わたナギ」から時代の移り変わりを感じてしまいました。


もはや隔世の感・・・

それもそのはず!
結婚して、夫の家事能力マイナスに泣かされて何十年!?
気づけば、結婚30周年も、とっくに越えているんですものね・・・

◆日中は暑いですが、たまに朝晩は涼しい日が出てきました。
画像は、去年旅した萩城で撮影したハギです。

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