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平成★父母が見た敦煌(3)

2023-08-19 | 旅行
30余年前、
両親と、親しくしていた上海出身の青年と
三人で旅した敦煌の話、最終話です。


インターネットなんて知らず、
中国が、今ほど豊かではない時代のこと・・・

実は、案内役の青年にとっても、
初めての大きな旅行でした。

彼が行きたがったのが、
「玉関門」(ぎょくかんもん)。


敦煌からタクシーを飛ばして出かけた、
そこは、万里の長城の西の端。
シルクロードの関所です。

万里の長城は、
北方からの異民族の侵入に備え、
紀元前に築かれ、拡張と修復を繰り返してきた城壁。

私も、同じ頃、
八達嶺を初めて見て、仰天しました。

日本人の私ですら、
ましてや北京に近い、長城・八達嶺で
あれほど感動したのですから・・・

私よりも更に若かった、中国の青年は、
いったい、どんな気持ちで
長城の最終地点を見つめたことか・・・



その後、彼は日本に留学し、
今や、上海でバリバリ働くビジネスマンです。

母と、ご夫婦のおつきあいは
今も続いています。

折ある毎に電話をくれて、
来日のときには、必ず食事をしているんですよ♥



両親の「敦煌」の旅は、これにて終了いたします。
なんせ、母の手持ちの写真が少なすぎて・・・😫 

実家を処分するとき、終活のつもりで
手当たり次第に捨ててしまったのだから
仕方ありませんね~

(終活もほどほどがよろしいようで・・・😅  )


思うに任せない記事でしたが、
おつきあいいただき、どうもありがとうございました。

どうぞ「優しい風が吹きますように」


★玉関門は、万里の長城の西端ではないとの見方が、
現在では有力です★


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