
ここのところ、夢中になっているのは、富樫倫太郎『北条早雲』(中央公論新社)。
第三巻「相模侵攻篇」を読んでいるところです。
ただいま早雲は、伊豆に城を築こうと地選(土地を選ぶ)中、
いよいよ生涯愛した、韮山城を築きます。

既に、第四巻「明鏡止水篇」も予約・購入済みなので、
早雲ラブ♥は加速しそうですw

それから、書影はありませんが、「早雲」と並行して読んだ本もあります。
アーシュラ・K・ル=グィン
『暇なんかないわ 大切なことを考えるのに忙しくて ル=グィンのエッセイ』。
(河出書房新社)。
ル=グィンは、「ゲド戦記」の著者である、ファンタジーの大御所、
2018年に89歳の生涯を閉じました。
とにかく、すごい人。
もともとはブログだったという、「ル=グィン生前最後のエッセイ集」で
年をとるということについて、ユーモアを交えながら、鋭い意見をピシャリ!
小気味いいほどです。
表紙は、ル=グィンのポートレイト、モノクロ写真。
生き生きとした眼差しで、口角がしっかり上がっています!
でも、よく見てみると、背中は、しっかり丸くなっておいでです・・・
なのに、この表情って!?
力強さと柔らかさ、何もかもが楽しそうな笑顔です。
ああ、私も、八十代で、こんな風に笑っていたいなぁ・・・
書影をお見せできないのが残念です・・
こちらは、いずれ、「感想文」にまとめておこうと思いますが・・・

それから、エレナ・フェッランテ『失われた女の子ーナポリの物語4』(早川書房)。
いつも、このシリーズは、
読みたい気持ちと読みたくない気持ちがせめぎ合ってしまいます・・・
ようやく、一年も前に買った本を、巣ごもり中に読み終わったばかり。
この勢いに乗りましょう!
さて、半月ほど前の報道番組でのお話。
「緊急事態宣言」が各地で解除された始め、図書館も開館・・・
70代以上と思しき男性が、笑顔でインタビューに答えておいででした。
「本を読むことは呼吸をすることと一緒。
また図書館の本が読めるようになって、嬉しい」と・・・
ん?
「呼吸をすること」じゃなくて「ゴハンを食べること」だったかな・・・ww
とにかく、本を読むことは生活に欠かせないと、おっしゃっていました。
私も・・・・・・
パート勤務が再開され、マスクで倍増する暑さと、自粛中の体力低下で
毎日、ヘロヘロになりながら過ごしています・・・
それでも、暇を見つけて、読まずにはいられません。
私にとっても、本を読むことは、暮らしの中の当たり前のこと。
願わくは、どうか、これから先も、本を読める暮らしが続けられますように・・・
強度近視の目をいたわっていかなきゃね・・・
読むことも、ほどほど、ほどほどに♫
◆書影は版元ドットコムよりお借りしました。
どうもありがとうございます。