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お寺の花を愛でる

2021-06-20 | おでかけ
おはようございます。
少し前になりますが、鎌倉・常楽寺に咲く花が、きれいでした。
どうぞ、おつきあいくださいませ。



鎌倉、大船にある常楽寺。
鎌倉幕府・三大執権、北条泰時が母の供養のために建てた臨済宗のお寺です。
清水冠者義高さまの墓所、木曽塚があると知り、お参りしています。

(木曽塚・お参りについて→「歴史さんぽ②~常楽寺」 )


(オカトラノオ、「トラノオ」といえば、わたしにとっては紫でした。
オカトラノオは新鮮♫)


ご覧のように、お庭は、そこここに季節の花が咲き、
心落ち着くお寺でした。
この日は、花好きの母も一緒で、喜んでおりました。


(クチナシ。すぐに茶色くなってしまうので、きれいなときに行き会えず。
これは、嬉しかったなぁ)


さて、北鎌倉に、東慶寺という格式高いお寺があります。

かつては「縁切り寺」として知られた尼寺でした。
奥の墓地には、西田幾多郎、岩波茂雄、和辻哲郎らが眠り、
近年では、田村俊子賞の授賞式が行われることでも知られています。

10代の頃から大好きで、一番、お参りした寺かもしれません。


(花好きの母も名前が分らないという、白い花。)


以下は、北鎌倉・東慶寺のHPに掲載された、ご住職の言葉です。
花を目当ての参拝客が多いことから・・・

ーー「予想と違った」「せっかく来たのに見頃じゃなくて損をした」
そのような気持ちで寺院をお参りするのではなく、
お参りした時に咲いている草花を愛でる、楽しむといった、
心の余裕、穏やかさをお持ちになっていただきたく存じますーー

(ネジ花。母曰く「こんなにきれいに巻いているなんて、珍しいわね~」)


実は、東慶寺の花が気になってチェックしたところでした。

おっしゃる通りだなぁと感じました。
お寺参りの折に、可憐な花々に目を留め、きれいだなぁと感じる・・・
ささやかではあっても、心は満たされていく・・・そんな気がします。


(なでしこ)


今、思い返してみると・・・
大船の常楽寺でのお参りは、
そんなひとときだったのかもしれません。

ほんのわずかな時間でしたが、お参りの後、季節の花に目を留め、
花の好きな母と、語り合う・・・
なんとも幸せな時間でした。

・・・これも、清水冠者義高さまのお導きかと・・・w

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おつきあいいただき、どうもありがとうございました。
梅雨の日曜日・・・洗濯したかったなぁと恨めしいですが、
草花は喜んでいるよね・・・と思うことにします!

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