「ニッポン城めぐり」、
城ポチの旅、信越編。
リア攻め(城跡を歩く)、まずは福島城でした。
「福島」ながら・・・
ここは新潟県・上越市・・・
お間違いなく♪
もともとは、海城。
代表格の今治城は、現在も海に面していますよね。
残念ながら、
このあたりは、今や倉庫?街ですが・・・
もともとは、上の図のように、2方向が海に面していました。
海運をての築城でしょう。
城をぐるっと取り巻く青色は、堀跡。
わたしたちがいるところ(赤〇部)は
あらま、堀の中!
今は、小学校になっているので、
当時の様子をうかがえるのは、
↓石碑の基壇のみ・・・
これが石垣(野面積)だったのだとか。
・・・「なんか、静かだね」
数年前に、ここへ来たときは、
児童の姿があって、遠慮しいしい歩いたのだけれど・・・
今日は、人の気配がありません・・・
あっ!
校舎に掲げられた文字をよく見れば・・・
ところどころ紙が落ちているけれど・・・
「ありがとう 74年間」と、読めます。
さらに、
「閉校記念碑」も発見!
なんと、城跡に建つ、古城小学校は
今年の3月に閉校していたのです。
かつての福島城は、
高田城完成によって、廃城となり・・・
わずか7年ほどの城。
小学校名の「古城」は
高田城が「新城」なのに対して、
福島城は「古城」だったことからの呼び名です。
廃城の理由は明らかではないものの、
雨の時期に、川の氾濫に悩まされていたから、
と、案内板にありました。
これだけの豪壮な城が、
たった7年の命!
(もったいない、もったいない・・・)
400年後の令和の今・・・
跡地に建つ小学校も閉校とは・・・
こちらは少子化が原因でしょうか・・・
わたしたちの小学校時代は、
どんどん学校が作られていた昭和の頃ゆえ・・・
もはや隔世の感。
城跡に、ひっそりと残る校舎が
なんだか、ひどく哀しげでした。
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本日も、おつきあいいただき、どうもありがとうございました。