酒と葉巻とラーメンの日々 つれづれ日記 

無欲恬淡 酒と葉巻とラーメンを好む出張男の別荘・投資生活の実態をさらけ出します

菊日和奥州路をゆく  ~GOTO~

2020-09-28 10:54:57 | 旅行
秋晴れの四連休彼岸は仙台へ墓参に行って参りました。高齢となった母を連れての行程だったことから無理しないゆっくりゆく、しかも安くみたいなコンセプトでスケジュールを練っていたらそのうち宮城の宿に空きがなくなってしまいました。今回温泉宿で1泊を予定してます。となると、仙台から仙山線に乗って山形蔵王はどうか。空き無し。鳴子はどうか、空き無し。はたと困った僕は悩みになやみ過去のいろんな記憶を手繰り寄せ、そして会津は表磐梯ならどうかとじゃらんに聞いてみるとありました。安宿が数件、しかも温泉つきですから僕は直ぐに1部屋2人で予約したものです。

◆旅程
  東京 (新幹線)⇒ 仙台 (市内循環バス)⇒ 寺 (バス)⇒
  仙台 (高速バス)⇒ 郡山 (JR磐越西線) ⇒ 会津 ※宿泊
  会津 (JR磐越西線・東北本線)⇒ 東京


旅程をみると大したことなさそうですが、難関だったのは仙台市内循環バス停留所が分かりにくかったのとJR磐越西線のダイアに僕らがうまく合わせられなかったこと、そして東北本線のあまり多い乗り換えでした。東北本線についてはJRとしては新幹線使ってねということなんでしょうが、3~40分乗っては次の電車に乗り換えてなんて新幹線利用しない乗車客を馬鹿にしてると思います。営業距離でいっても郡山宇都宮は1本で通じることが可能かと思われますので、新幹線を通したんだから従来線は関係ないよといった態度はあらためて改良をお願いします。


やまびこ車内
JR磐越西線
会津は表磐梯において

さて、会津について。観光のことはおいておいて僕はしばらくこの土地に来ていなかったのですが(磐梯熱海温泉が最後か)、山紫水明にして柳緑花紅、この時期にこの場所を訪れた旅行者は冬季の豪雪のことなど気にもかけず、ああなんて自然豊かで人も優しいところなんだと感嘆することでしょうしかし、その自然も優しさも冬季の自然の厳しさがあってこそのものだと気づくのは漸くにしてならざるものです。花咲き乱れる季節ではないのですが、湖と山川そして田んぼ。湖は猪苗代湖と呼ばれます。苗代とは稲の苗床のことです。この時期この土地は稲によって金色に染まり、山々の濃緑、空の青さとあいまって旅行者に感動を与えます。そしてふとこんな言葉を思い出させます。「いちばんたいせつなことは、目に見えない」。星の王子様の狐の言葉でしたか、意味深長であると感じます。

最後に書いておきますが、奥州路は食豊かなところです。山海のものそしてお米が旨い。東北に半年赴任しただけで5Kg体重が増えたという同僚がいました。肉も魚そしてお米があればそりゃ食うしそりゃ太る。しかし今回の旅行については移動スケジュールが過密で食にこだわることができなかったのが残念であります。母の歯も弱っているらしく硬いものがほとんど食べられない現状もそれに拍車をかけたと書いておきます。

10月も目の前にしてそろそろ旅が恋しい季節となりました。お彼岸は奥州路、月末は駿河から伊豆へ。来月はいよいよ都民もGotoキャンペーンの恩恵を受けることも可能になるようで、いろんな土地とちでいろんなものを食って愉しみたいものです。

20:04 2020/09/21 駿河にあるホテル ONEMIX3PRO


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