志ん生の噺をを聞いてる。何十本か録音ファイルをもってるんだけど、うち半
分は状態が悪すぎる。ラジオ局の録音だから、元はよかったはずだ。経年劣化
なんだろう。晩年半身不随となった志ん生は名人とはいえどうしても割舌が悪
くなる。声量も足りない。最も興味深いのが、志ん生酩酊時の録音か。ああ・・・。
こんな噺家もう出てくることはないだろう。読売新聞を悪しくいう人も昔はい
た。中村橋の先生がそうだった(僕の噺の先生だった)。
火焔太鼓は何度きいてもあきることはない。黄金餅は傑作だ。ちょっと怖いけ
どね。けれどなんといっても志ん生は「替り目」につきる。かつてのなめくじ
長屋、気丈なおかみさん。こころやさしい彼のそれらへの気遣いと思いやり。
貧しくもなんとなく生活きる、愉しい生活が明治・大正にはそこかしこにあっ
たのだ。
今年の各テレビ局のプログラムから、終戦記念日特番なる非常に見苦しいく怪
しいものが少なくなっててちょっと考えた。長く続いた戦争に庶民は苦しんだ
ろう。悲しいこともたくさんあったはずだ。未だにその傷に心痛めながら生
活してる方々もいる。
しかし僕は戦争に反対はしない。
まあ、今日はここまで。眠いのでこのことは後日書く。
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分は状態が悪すぎる。ラジオ局の録音だから、元はよかったはずだ。経年劣化
なんだろう。晩年半身不随となった志ん生は名人とはいえどうしても割舌が悪
くなる。声量も足りない。最も興味深いのが、志ん生酩酊時の録音か。ああ・・・。
こんな噺家もう出てくることはないだろう。読売新聞を悪しくいう人も昔はい
た。中村橋の先生がそうだった(僕の噺の先生だった)。
火焔太鼓は何度きいてもあきることはない。黄金餅は傑作だ。ちょっと怖いけ
どね。けれどなんといっても志ん生は「替り目」につきる。かつてのなめくじ
長屋、気丈なおかみさん。こころやさしい彼のそれらへの気遣いと思いやり。
貧しくもなんとなく生活きる、愉しい生活が明治・大正にはそこかしこにあっ
たのだ。
今年の各テレビ局のプログラムから、終戦記念日特番なる非常に見苦しいく怪
しいものが少なくなっててちょっと考えた。長く続いた戦争に庶民は苦しんだ
ろう。悲しいこともたくさんあったはずだ。未だにその傷に心痛めながら生
活してる方々もいる。
しかし僕は戦争に反対はしない。
まあ、今日はここまで。眠いのでこのことは後日書く。
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