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酒と葉巻とラーメンの日々 つれづれ日記 

無欲恬淡 酒と葉巻とラーメンを好む出張男の別荘・投資生活の実態をさらけ出します

ウッダルプラーデシュ州の天使<1>

2007-06-03 23:33:03 | 旅行
テレビの旅番組を聞いてたら、インドの話だった。大した記憶も残ってないけど、僕が26歳のときにふとバックパッカーのものまねがしたくなって、当時勤めていたデザイン事務所を辞めてインドを半年旅してたことがあった。なぜインドってのは、僕の小さい頃に読んだ、河童の覗いたインドって本の影響からだろうか、ゴダイゴのガンダーラの影響だろうか、行く先はインドと決めていた。何をするかって、当然旅なんだけど、当時の僕は今でもそうだけど思い込みが強くて、インドで死ねれば本望だくらいの心境だった気がする。

一月もカルカッタに居るとどうしても日本人のツレができてしまうから、僕はそれがあまり好きではない、北インドをプラプラ電車バスで移動して、途中ブッダガヤやらベラナシといった観光地をまわったあとデリーについた。デリーにも日本人はやっぱり多くて、しかもどうにもカルカッタとは様子がちがう。どう違うのかは書かないけれど、僕は南に向うことに決めた。目的地はクニャコモリ、コモリン岬だった。寝台特急に乗り込んで、コンパメントからずっと窓外をながめていた。ながめていたのは形だけで、実は日本に居るときに別れた女性のことをずっと考えていた。そう、「私はコレで会社を辞めました」って小指を上げるCMがあったけど、僕はまさにそれだったのだ。

30分で全部書こうと思ってたけど、ちょいと無理でした。続きは書くと思う。おそらく。