ここ2週間くらい、何やらタテ続けに「新疆づいて」いる![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
高校野球でかつての恩師の甥っ子、ウラム君を見て驚いた数日後、
日本の好朋友、Aちゃんが敦煌から送ってくれた絵ハガキが届く。
絵ハガキには「これからトルファンに向かいます」と書いてあった。
Aちゃんは2週間の夏休みを使って、北京から敦煌、トルファン、ウルムチのルートでいわゆる中国側のシルクロードを一人で旅行中。
私も昔、夏休みに約一ヶ月かけて友達と2人、陸路新疆まで旅行した。
当時のルートは北京→蘭州→嘉峪関→敦煌→トルファン→クチャ→カシュガル→ウルムチ。
当時はまだ南疆鉄道も砂漠公路も通ってなくて、トルファンから西は全部車で行くしかなかった。中国語はまだ思いっきりカタコトだったし、今にして思えばよく行けたもんだと思う。
おまけに旅行中に2回ほど体調悪くしてぶっ倒れたりして、大変な思いもしたが、若かった私にとっては何もかもが新鮮で、忘れられない旅だった。
敦煌から届いた絵はがきを見ながら、自分も思い出にひたっているところへ、
携帯にショートメールの着信音が。
見ると、昔現地で知り合ったウイグル人の人からのメールだった。
その人のことはAちゃんに話していたのだが、ナントAちゃんが、現地でわざわざその人を探してくれたらしいのだ。
突然メールが来て私もびっくりしたが、Aちゃんからイキナリ私の名前を聞いた彼はもっと驚いたことだろう。
もう長年連絡を取っていなかったので、携帯メールで照れながらお互いの結婚や近況報告をした。
「もう二度と連絡することもないかも…」と思っていたのに、人生、どこでどういう縁がつながるかホントにわからない。
何の因果か今は同じ中国にいるのだし、いつかまたどこかで会えるかも知れない。
気をつかって彼を探してくれた、Aちゃんに感謝、感謝![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_naki.gif)
その話を定期電話(週一度)で日本の母にしていたら
母:「私の友達(大学教授)もなんか、学会で最近ウルムチってとこに行ったって言ってたよ~。」
と言われてビックリ。
母のお友達は確か経済学の教授だったハズなんだけど、何故にウルムチで学会!!??![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_sup.gif)
トドメは昨日、晩御飯を食べていたら
神戸にいる知り合いのCちゃんから、イキナリ国際電話がかかってきた。
Cちゃんも母のお友達つながりで、ロシアに長年留学した後、東京のロシア関係の貿易会社で働いている、と母から聞いていた。
Cちゃんの話によれば
ロシア人の監督が今チンギス・ハーンの映画を撮影していて、
今、その映画のロケを中国の新疆ウイグル自治区という所でやっているのだが
日本人の俳優が一人出演していて、その俳優のために急遽ロシア語-日本語の通訳が必要になったらしい。
その求人情報をネットで見て応募したら、Cちゃんが採用になったので、
明後日からウルムチに行くんだけど、現地情報求ム!ということだった。
撮影はウルムチから車で7時間くらい離れた、ロシア国境に近い草原でやっているらしい。
しかもCちゃんにとっては、ナントこれが記念すべき(?)初
中国
。
…しょっぱなから、ものすごく濃ゆい&ヘビーな初
中国である…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock1.gif)
いや、そもそもあのへんを「中国」と言っていいのか、かなり疑問なのだが…??![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_oro.gif)
第一、ロシア人の監督が 何故に新疆で 何故に日本人の俳優使って モンゴルの英雄の映画作っているんだろう…?
と思ってネットで調べてみたら、あった、あった!!![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_en.gif)
●セルゲイ・ボドロフ監督作品 映画「MONGOL」
若き日のチンギス・ハーンの知られざる恋や、モンゴル帝国を築き上げるまでの戦いの日々を描く、ロシア・モンゴル・中国・カザフスタンによる合作映画。主役のチンギス・ハーンを浅野忠信が演じるほか、衣装にはワダ・エミが参加する。
「コーカサスの虜」(1996年)で知られるボドロフ監督は、黒澤明の「七人の侍」のアクションシーンを凌駕する壮大なアクション・ラブストーリーを作る、と抱負を語った。
撮影は今年7月から中国、モンゴルなどで行い、カンヌ国際映画祭出品を目指し、来年5月の世界公開を予定しているという。
「日本人の俳優一人」…って、浅野忠信か~~~!!??![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyoko_thunder.gif)
ロシア・モンゴル・中国・カザフスタンの合作映画、って現場は一体どんなことになってるんだろう??
…なんだかよくわかんないけど、スゴイ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
Cちゃんは母のお友達の娘さんで、子供の頃しか会ったことがないのだけど、
ずっと演劇や映画関係の仕事につきたいと思っていたのだそうだ。
その夢を今回、ロシア語通訳という形で実現した彼女に、心からエールを送りたい![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
今でも夏が来ると時々新疆の、砂漠の中をどこまでもまっすぐ続くポプラ並木と、抜けるような青い空が夢に出てくる![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_uru.gif)
いつか、今度は相方と2人で行けたらいいなぁ…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
高校野球でかつての恩師の甥っ子、ウラム君を見て驚いた数日後、
日本の好朋友、Aちゃんが敦煌から送ってくれた絵ハガキが届く。
絵ハガキには「これからトルファンに向かいます」と書いてあった。
Aちゃんは2週間の夏休みを使って、北京から敦煌、トルファン、ウルムチのルートでいわゆる中国側のシルクロードを一人で旅行中。
私も昔、夏休みに約一ヶ月かけて友達と2人、陸路新疆まで旅行した。
当時のルートは北京→蘭州→嘉峪関→敦煌→トルファン→クチャ→カシュガル→ウルムチ。
当時はまだ南疆鉄道も砂漠公路も通ってなくて、トルファンから西は全部車で行くしかなかった。中国語はまだ思いっきりカタコトだったし、今にして思えばよく行けたもんだと思う。
おまけに旅行中に2回ほど体調悪くしてぶっ倒れたりして、大変な思いもしたが、若かった私にとっては何もかもが新鮮で、忘れられない旅だった。
敦煌から届いた絵はがきを見ながら、自分も思い出にひたっているところへ、
携帯にショートメールの着信音が。
見ると、昔現地で知り合ったウイグル人の人からのメールだった。
その人のことはAちゃんに話していたのだが、ナントAちゃんが、現地でわざわざその人を探してくれたらしいのだ。
突然メールが来て私もびっくりしたが、Aちゃんからイキナリ私の名前を聞いた彼はもっと驚いたことだろう。
もう長年連絡を取っていなかったので、携帯メールで照れながらお互いの結婚や近況報告をした。
「もう二度と連絡することもないかも…」と思っていたのに、人生、どこでどういう縁がつながるかホントにわからない。
何の因果か今は同じ中国にいるのだし、いつかまたどこかで会えるかも知れない。
気をつかって彼を探してくれた、Aちゃんに感謝、感謝
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_naki.gif)
その話を定期電話(週一度)で日本の母にしていたら
母:「私の友達(大学教授)もなんか、学会で最近ウルムチってとこに行ったって言ってたよ~。」
と言われてビックリ。
母のお友達は確か経済学の教授だったハズなんだけど、何故にウルムチで学会!!??
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_sup.gif)
トドメは昨日、晩御飯を食べていたら
神戸にいる知り合いのCちゃんから、イキナリ国際電話がかかってきた。
Cちゃんも母のお友達つながりで、ロシアに長年留学した後、東京のロシア関係の貿易会社で働いている、と母から聞いていた。
Cちゃんの話によれば
ロシア人の監督が今チンギス・ハーンの映画を撮影していて、
今、その映画のロケを中国の新疆ウイグル自治区という所でやっているのだが
日本人の俳優が一人出演していて、その俳優のために急遽ロシア語-日本語の通訳が必要になったらしい。
その求人情報をネットで見て応募したら、Cちゃんが採用になったので、
明後日からウルムチに行くんだけど、現地情報求ム!ということだった。
撮影はウルムチから車で7時間くらい離れた、ロシア国境に近い草原でやっているらしい。
しかもCちゃんにとっては、ナントこれが記念すべき(?)初
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_red.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
…しょっぱなから、ものすごく濃ゆい&ヘビーな初
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_red.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock1.gif)
いや、そもそもあのへんを「中国」と言っていいのか、かなり疑問なのだが…??
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_oro.gif)
第一、ロシア人の監督が 何故に新疆で 何故に日本人の俳優使って モンゴルの英雄の映画作っているんだろう…?
と思ってネットで調べてみたら、あった、あった!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_en.gif)
●セルゲイ・ボドロフ監督作品 映画「MONGOL」
若き日のチンギス・ハーンの知られざる恋や、モンゴル帝国を築き上げるまでの戦いの日々を描く、ロシア・モンゴル・中国・カザフスタンによる合作映画。主役のチンギス・ハーンを浅野忠信が演じるほか、衣装にはワダ・エミが参加する。
「コーカサスの虜」(1996年)で知られるボドロフ監督は、黒澤明の「七人の侍」のアクションシーンを凌駕する壮大なアクション・ラブストーリーを作る、と抱負を語った。
撮影は今年7月から中国、モンゴルなどで行い、カンヌ国際映画祭出品を目指し、来年5月の世界公開を予定しているという。
「日本人の俳優一人」…って、浅野忠信か~~~!!??
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyoko_thunder.gif)
ロシア・モンゴル・中国・カザフスタンの合作映画、って現場は一体どんなことになってるんだろう??
…なんだかよくわかんないけど、スゴイ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
Cちゃんは母のお友達の娘さんで、子供の頃しか会ったことがないのだけど、
ずっと演劇や映画関係の仕事につきたいと思っていたのだそうだ。
その夢を今回、ロシア語通訳という形で実現した彼女に、心からエールを送りたい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
今でも夏が来ると時々新疆の、砂漠の中をどこまでもまっすぐ続くポプラ並木と、抜けるような青い空が夢に出てくる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_uru.gif)
いつか、今度は相方と2人で行けたらいいなぁ…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/usagi.gif)
と行って来たのですが、なぜか去年の夏も今年の夏も暑くなってくると
”あー敦煌へ行きたいナー。”と思っていました。
あの、木陰でボーっとしていたときの風が忘れられないのです。やっぱり過酷な旅だったけど、なぜか惹きつけるものがありますよね。
新疆って。