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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

ツララ 北の風物詩 美味しそうだが危険もあり

2013-03-14 09:00:48 | 自然
もう30年も前になるでしょうか、「写真集団蝦夷鹿」の仲間と知床まで写真撮影に出かけました。斜里町宇登呂(ウトロ)までの撮影旅行です。そこで特に目にとまったのは、漁業の作業場の屋根から大きく大きく育ったツララの風景でした。残念なことに、ツララの先が危険と見たのか、みな先が折られていてこれでは写真の風景になりません。温かくなり始めた3月のころでなかったかと思います。
ツララが大きくなる条件は家が古くなり、内部の温度(空気)が外にもれ、屋根の雪を溶かす建物に多いのです。近年は建物が立派になり、札幌ではあまりツララは見られなくなりました。
ところで、先日暖気と大風のあと家の外に出て見ましたら、風に吹かれて成長した曲がったツララが二階の屋根から下がっているではありませんか。ひょっとするとわが家も古さが出てきたのではと思いました。今日はそのツララの写真を紹介してみます。

ところで、寒い日のツララは、湿った手袋や湿った手で触るとくっついて取れなくなります。子供が美味しそうだと舌でツララをなめようものなら舌がツララにくっついて大変なことになります。
ツララの魅力は子供たちにもあり、屋根の下から木切れなどを投げて「ツララ取り」の遊びをしたりしますが、これも危険で、落ちてきたツララで怪我をすることがあります。我が子にもこの事故にあっています。子供には十分注意しておくことが必要です。


ツララはいつもは素直にまっすぐに育ちますが、今回のは強風により先がひん曲がりました。ツララは美しいものですが、この様に曲がっては綺麗ではありません。

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