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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

石巻市の大川小学校 忘れてはいけない大事故

2013-03-14 21:56:39 | 記録
東日本大震災 3.11から2年。
大川小学校児童生徒死者、行方不明者74人、教職員10人死亡。

二年前の3.11の日、まだカムイラピットは仕事(勤めていた)をしていました。この日は午前中の仕事で、地震の時は家に戻っていました。家全体が大きく揺れて、日本がどうかしたのはないかと急いでテレビの電源を入れました。テレビは即時津波の姿を映し出していました。地震の被害の状況がリアルタイムで次から次に流れてきます。
その時、流れてきた速報は、東北の太平洋側に大津波が押し寄せ来る画面でした。これは大変なことが日本に起きたと思ったのです。流れ出る画面は恐ろしいものばかり、名取川を津波がさかのぼり、ハウスが次々と飲み込まれていきます。市街地が家ごと車ごと津波におし流されていきます。大きな船が波とともに陸の方まで流されています。画面は人間の無力さを感じさせるものばかりでした。
その後何日かして、大川小学校の事故を知ったのです。大震災の津波にのみこまれて、児童108人のうち、70人が死亡、4人が行方不明。教職員は13人のうち10人がなくなられました。なぜ津波の事故で生徒の命を守ることができなかったのかと、今でもつくづく思うのです。親の怒りと悲しみはいかばかりかと思います。
教職員の大半が亡くなられたのだから、まったく予期しない出来事であったのには違いないのですが。地震地帯にあり、過去の津波の記録もある地域なのだから、対策を以前から考えられたはずではなかったのではないかとつくづく思うのです。
東北太平洋側の海岸地帯の建物、人ごと根こそぎ津波は連れ去ったのでした。被害を受けた方たちのことを思うと涙がでてきます。
亡くなられた方々に、心からご冥福をお祈り申し上げます。

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