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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

ナナカマドの赤い実のある内は 季節は冬へ進んでいる

2018-12-26 14:15:54 | 樹木

「ナナカマド 綿帽子被り 赤ら顔」

明日から強い寒波がやって来ると言います。これからが冬本番の季節です。

今年は12月も26日を過ぎても雪が少なく、冬にしては暖かい日が続いていました。

 このナナカマドは、まだ熟んでいません。

雪が少ないとあまり目立たないナナカマドも、どおっと雪が降ると雪帽子をかぶった赤い実が目立ちます。

青空の時は綿帽子(雪)をかぶったナナカマドは空に映えてさらに美しく輝きます。

赤い実の健在なのは季節が冬へ進んでいる時です。

一月の後半から二月の初旬になると、小鳥たちが飛び来たって、柔らかく熟んだナナカマドの実を無心に食べてしまいます。

固いナナカマドの実は寒さと暖気の繰り返しの季節になると柔らかく実は熟み、小鳥の餌として食べれるようになるのです。

冬と春の季節の境は小鳥のナナカマドのついばみが見られる姿の季節なのです。

ナナカマドの木は硬く、根分けしてみようとスコップで刺しましたが、跳ね返されてしまいました。

木が固いせいもあるのでしょう。七回かまどににくべても燃え残ることから名付けられたと言われています。

木質が硬く燃えにくい事から、古代北欧の人はこの木を生命の木、災から人を守る魔よけの木としてあがめられていたといいます。

おなかをすかしたことりたちが、ナナカマドの実を食べに来るのも、もうまじかです。

 


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