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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

肌につるつる つるつる温泉 

2012-04-24 16:11:46 | 温泉
カムイラピットは、網走管内(今ではオホーツク管内)に長いこと住んでおりました。管内では誰でもがこの温泉は「つるつる温泉」の名で通用しました。むかしから在った温泉で、最初に行った時には本当にすべすべした湯と思いました。慣れたせいでしょうかこのごろはさほどすべすべした湯とも思われなくなりました。少し泉質が変わったのでしょうか。
場所は温根湯温泉に近い国道39号沿いにあります。
★ 北見市街から国道39号経由、約50分。旭川市街からやく3時間。
  北見市留辺蘂町滝の湯201(電話0157・45・2225)

前にブログとで紹介しました「温根湯」や「ポン湯(北見温泉)」などもみな肌にすべすべの温泉ですので、一連の泉質となっています。中でもすべすべ度の一番強いのが「つるつる温泉」なのです。また前に紹介しました「福田温泉」(露天風呂)もすべすべしていましたが、この上手につるつる温泉が位置しています。住所も福田温泉とともに北見市温根湯町滝の湯地区に位置します。温泉は肌に良いばかりでなく飲料にも適しています。
正式な温泉の名は「塩別温泉」で、合わせて「塩別つるつる温泉」といったりします。
どの季節を取っても風情味のある温泉で、内風呂もありますが。露天風呂が特に人気です。平石組の小判型の風呂に身を沈める、上空を見ると斜めに延びた柏の木が枝を延ばし、葉の間から空が広がります。一方は山の裾野の林が茂り、自然の中でゆっくり身を休める感じとなります。雪の季節には近くまで動物の足跡が見られます。新緑の時も気持ちがよいのですが、紅葉の季節はまた最高の演出で温泉客を迎えてくれています。まことに綺麗です。
旅館の人に「なぜ、塩別温泉と名がついているのでしょうか」とお聞きしましたが、「塩別川の所に建てられたからでしょう」との答えでした。塩が取れていたわけでもないのに、と考えていましたが、はたと気付きました。
アイヌ語の「ソー」は滝を意味します。「ソーペッ」は「滝川」の事で「滝のある川」に名づくのです。ソーを「塩」と付けたことによるものでした。先ほど所在地の「滝の湯」、滝ある川の湯「ソーペッ」(塩別)温泉だったのです。

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