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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

札幌にヒグマ出没 射殺に住民複雑な心境

2012-04-25 20:16:48 | 動物
札幌に今年4月20日にヒグマが出没しました。人口193万都市にです。
札幌へのヒグマ出没の話は近年2007年頃から騒がれている話なのですが。
幸いに、カムイラビットの住む東区は平地なので、ここまではヒグマはやってこないのがよいところです、札幌市に10区の中の6区に熊が出没しているのです。
昨年の出没数をまとめておきますと、定山渓を含む南区が最高の出没数で160頭、中央区が46頭、手稲区(手稲山をかかえています)が28頭、西区が23頭、そして清田区、豊平区は昨年は0頭であったものの、平成22年には清田区に22頭、豊平区に4頭と出没しています。
同じ熊を別な人が見た回数も含まれていると思われるので、見た熊の数イコール熊の頭数とは言えないものと思われます。
当分、熊が出没しても駆除(射殺)までにならなかったのですが、熊も人間を甘くみるようになったのでしょうか、近年はその影響もあってか、人恐れぬ新世代が平然と街中を熊が闊歩するようになったとみられます。
今年になって、藻岩山山麓・住宅街そばでヒグマが出て、区の方でこれは大変とヒグマを見つけて早急に射殺してしまいました。いつもは捕獲して、睡眠薬を投入し、山深く戻す方法を取っていたのですが、こうした処置をしなかったことが、議論をよんでいます。
この射殺現場をテレビで生々しく放映したことが、無残なやり方であると避難の砲火があがったのでした。「別の手段はなかったか」「可愛そうだ」「熊はただ、野の草をあさっていただけなのに」と意見が紛々と出されています。
秋田で飼い6頭の熊が逃走し、飼育員二人が熊に襲われ死亡した事があった時でしたから、今回の射殺にいたったのであろうと思われるのです。

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