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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

里山 ああ 気持ちが良いなあ! エゾエンゴサクにヤチブキ そして青空! 

2017-04-18 18:33:26 | 草花

「北海道医療大学の里山 春の花園にまっしぐら!」

4月17日(月)、北海道医療大学の里山にエゾエンゴサクやカタクリが咲き始めたと知り、さっそく出向いたのでした。

人(札幌の人たち)に知られて、里山の花園の魅力が定着したと見えて、何組かのグループが来ておりました。

女子学生たちのグループは、講座の空き時間にやって来たらしく、生き生きとして自然を楽しんでいたのが印象的でした。エゾエンゴサクの蜜を吸っている一匹のマルハナバチを見つけたて、黄色い声を上げて路を駆け抜けました。

春の里山の印象深い一コマでした。

エゾエンゴサク 小人さんが沢山。

この日は晴れていたので、エゾエンゴサクやエゾノリュウキンカ(ヤチブキ)なども生き生きとして綺麗に咲いていました。7人の小人よりも数多いエゾエンゴサクの花を見つけ春の花は新しい発見もあるのです。

エゾエンゴサクに少し遅れて咲き始めるカタクリも、蕾をもたげて可愛らしい姿でお見えです。あと一週間もすれば、カタクリの園は満開になろうかと思います。

エンレイソウもかしこまりながら頭をもたげてきました。咲きかけも葉の色合いが生き生きしています。

エゾノリュウキンカ

アズマイチゲも何本か咲いていて、彩りを添えています、ショウジョウバカマもピンクの花を付けていますが、今が一番の撮影の季節です。

カムイラピットの笹刈りの「ラビ丘」には、ギョウジャニンニクの3つの群生が見られる様になりました。「ルイヨウボタン」もいつものように頭をもたげ出しました。クルマバツクバネソウやエンレイソウも目だってきています。どのようにやって来たのかエゾエンゴサクの花も見られるようになりました。

 

ショウジョウバカマの花

笹刈りも自然の変わり方を見ていると楽しくなります。

まだ木々は緑の葉に変わりませんが、この季節早生の花たちが天国を形作っています。

空気は良いし、林の中の花園ですので、自然に「あゝ 気持ちが良いなあ! 」と大きく息を吸い込むのです。

バッコヤナギも花を付けました。

撮影の合間にベンチで休んでいると、京都から当別町に働きに来ているという女の方が上がってきました。「里山に行って見ては」と薦められ、「今日初めて来たのです」とのこと・・。よほど野の花がお好きなようで、「ここは良い所ですね」と肝入りの様でした。

 

フキノトウ

 ミズバショウは今年は十分咲きませんでした。昨年は見事に咲いていたのに、花も年々同じではないのです。じっくり型のラビ妻は、ミズバショウの撮影に挑戦、満足の作品になったかも知れないと喜んでいます。

エンレイソウ

ルイヨウボタン

ザゼンソウ

今週末にもう一度モエレ沼公園の仲間と里山に出向きますので、カタクリの撮影が楽しみです。

この二週間ほどは里山の花園を楽しむのに最高です。ぜひお出かけください。