星野カレンダー2017の5月のページから「沖縄がはぐくむチェルノブイリ、フクシマの生命」という文昭さんの絵と「ママのために僕ができること」というタイトルの暁子さんの詩を紹介します。
ママのために僕ができること
僕の生命が
あと一年も もたないと
ママが泣いていたのを
僕は知っているんだ
沖縄の海と空
あの砂浜をかけぬけることができたら
もう一度
沖縄のパイナップルが
僕は好きだ
時々ママが買ってくれるけど
沖縄で食べたあのおいしさは
忘れられない
残された 生命を
懸命に 生きること
ママのために
今 僕ができることは
それだけなんだ
明るく 前を向いて
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