机草子日記

日々過ごす中で思う事をのんびり書いてます。

伊能大図を見る

2006年01月22日 | 日常
この間、TVか新聞か忘れたけれど、「伊能大図」がアメリカで見つかって、そのうちの一部である四国地方の原寸大のコピーを歴史民族資料館で公開してる、というのでこれは見ておきたいと思ったので出かける事に。
何年か前に東京国立博物館で関東地方の原寸大コピーを見た事があったので大体の大きさの想像はついてたんだけれど、やっぱり実際に見ると大きい。
これを実際に日本全国歩いて作って、大図・中図・小図と3種類作ったというのはかなりの時間とエネルギーを要したんだろうなと感心してしまいました。しかも、コピー機がない江戸時代にあちこちに複製品があるという事がまた驚き。確かに、作ったものが1つだけでは地図としての役割はかなり制限されたものになるのだから、どうしてもいくつもの数が必要だとは分かるんだけど、大図だけで214枚あるのをすべて書き写すのだけでも大変だなぁとかそんな事を思ってしまいました。
まぁ、その他はいつもの通り、ほとんど変わる事のない展示でした。
しかし、一番驚いたのは…。
資料室に何故か手塚治虫であるとか、風の谷のナウシカなど、歴史民族博物館に何故?と思うような本があった事ですな。どうしてだろう…?