今年初の星景写真

先週１週間はこの時期にしてはありえないくらいの快晴続きで、天文ファンにとっては狂喜乱舞のスペシャルウィークでしたね。

自分はというと、ちょうど新月だった３月２１日の夜にふもとっぱらを訪れたものの、視界１０ｍもないほどの濃霧で大爆死でしたorz
（スペシャルウィークが始まったのは翌日の夜からです）

富士山もさっぱり見えません。。。朝霧高原、西湖と移動しても結果は変わらず。
しかも薄明を迎える頃に一気に快晴になるという事態で、まるで自分をあざ笑うかのような仕打ちにストレスもピークに達していました。。。

そこから平日は続々と天の川写真が投稿され、指を咥えてただただ皆さんの写真を羨ましく思いながら眺めている日々でした。


次こそは１００％大丈夫な時にリベンジしてやると心に誓い、ついにその時が訪れました！



３月２７日深夜、本栖湖に到着すると上空は雲１つない満天の空。
富士山の方には何やら怪しい雲が湧いてましたが、睨みをきかせると次第に消えていきました。

若干大気がもやっているものの、もう春霞の季節ですから重々承知の上です。


次第に富士の向こうから昇る天の川。
東の空に昇る天の川を撮るのは実に３年ぶりです。






リベンジ成功！

これまで長いことモヤモヤしていた気分が一気に晴れ渡るのを感じました。
やはり星撮りはこうでなくちゃ。


さて、ここからが時間との勝負です。

せっかく晴れているからには他の撮影スポットもいくつかハシゴしなければいけません。

というわけで本栖湖での撮影を早々に切り上げて、続いて精進湖に向かいました。



到着すると撮影者は数人ほど。
皆さん思い思いに星空を楽しんでいます。

自分もそれに混じってさっそくカメラを構えます。

少々風があり逆さ富士が全然見えない状況でしたが、辛抱強く待っていると数十秒だけ湖面が静かになってくれました。





逆さ富士が撮れたのは結局この１枚だけでした。
でも、１枚だけでも当たりがあればそれで十分です。前回に比べたらもうホントに最高の条件ですからね。


続いてソフトフィルターを装着し、超広角を活かして夏の大三角とさそり座の競演です。





まさかこの２つが一緒に収まるとは思わずビックリでした。
３年前とは機材も違うので撮れるものも変わってきますね。
う〜ん最高！


独りでニヤニヤしながら写真撮影は続きます。