「俺達は天使じゃない」誰もが悪人にも善人にもなるんです！

今日の道内は昨日と違い　久し振りの青空がでました　

風はまだ強いですが　天気が良いの歩いても気持ちの良い１日でした　　

久し振りの晴天で気分良く仕事に　行かれた方もいるでしょう

またここ数日は　悪天候で買い物に行け無かった人達で　スーパーも混んで　

何となく年末の忙しい中でも　楽しそうな人々で活気溢れてました　

　

今回は年末まで面白いテレビ番組も無いので　　

ビデオを借りて観た映画を紹介したいと思います　

久し振りに「ロバート・デ・ニーロ」の映画が観たいと思い　

彼が主演した映画の中でも傑作作品「俺達は天使じゃない」を、観ました　

だいたいデニーロと言えば「マフィア映画」の、イメージが強いですよね　

私も「ゴット・ファーザー」　「アンタッチャブル」　

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」など　

「マーロン・ブランド」　「アル・パチーノ」　「ロバート・デ・ニーロ」＆　

「マーティン・スコセッシ監督」　「グッドフェローズ」作品は　

好きでほとんで観ましたが　この「俺達は天使じゃない」は　

デニーロらしい？いえいえデニーロならではの傑作映画だと思ってます　

映画のあらすじに入りますが　

時代は１９３５年のアメリカ　カナダ国境に隣接してる小さな町が舞台　　

そしてカナダ国境近くにある　刑務所の囚人　

ネッド（デ・ニーロ）と　ジミー（ショーン・ペン）は、ある日　

死刑執行される死刑囚を　見届けるはめになり　

死刑が行われる時に　死刑囚ボビーが銃を乱射　

ボビーは死刑から逃れる為に　脱走するのですが　

たまたまそこに居た　囚人２人を（ネッド＆ジミー）道連れに　

脱走せざるを得なく！？脱走してしまったのです　

ここからがネッドとジミーの　逃亡生活が始まるのですが・・？？　

重苦しい背景はサスペンスを濁わすようで　本当はコメディー　

カナダ国境を越えれば　２人は捕まらずに自由になれる　

ところがたどり着いた小さな町は　キリスト教のお祭り時期　

そんな町で１人の老女を助けたお陰で！？迷子の神父達と勘違いされ　

あれよこれよと神父に間違われながら　そのまま修道院へと・・　

近くて遠いカナダの国境を越える事に　何度もチャレンジするが　

ネッドとジミーは悪い事をして　刑務所で囚人として生きてきましたが　

神父に間違われてから　だんだん悪人よりも？善人になって行く２人　

そして神父になった２人を次々と　襲う珍？事件が　

そんなある日ネッドは迷い込んだ家で　１人の女性に出会うのです　

彼女は（デミ・ムーア）１人娘（ろうあ者）を　独りで育ててきました　

マリーは（デミ）生活の為なら「誰とでも寝るわ！」と、強気な発言　　

それも「私には５ドルが欲しいの！（生活の為）」　

彼女の気持ち母子家庭の私なら　何となく解かる気がしました　

そんな彼女も映画のワンシーンで　言ってた台詞は印象的でした　

ネッド（デ・ニーロ）が、彼女の（デミ）子供を祭りに参加させれば　

自分達もお祭りに紛れて　カナダ国境を渡れる権利が出来るので　

何とか「子供を祭りに参加させて欲しい」と、頼むネッド（デ・ニーロ）　

マリー（デミ）は「１００＄くれたらいいわ！」そう言いつき返す　

ネッドとジミーは１００＄も、盗めないほどの善人！？（囚人なのに）　

マリーはネッドに「悪い事をしなければ　神はこの子を治してくれるの？」　

そして「私には男が必要なのよ・・夫がね・・」　

それはまるで「５＄が欲しいのでは無く・・　経済的もそうだけど　

心を支えてくれる男性が欲しいのよ・・」そんな風に聞こえました　

母子家庭の方なら（私もそうですが）１度はそう思った事もあるのでは？　

女性の素直な弱さが見えた台詞でした　

初めのあらすじはこのような内容ですが　

この映画で特筆する所は　どう見ても緊迫した雰囲気（スリル）と状況設定　

でも！？何時もとぼけた表情　とぼけた演技をする「ロバート・デ・ニーロ」　

頼りげなくお人よしの「ショーン・ペン」この２人はあくまでも脱獄囚　

悪い事をし刑務所に居たのに　善い人に出会うといつの間にか　

善人になっていくネッドとジミー　それはマリー（デミ・ムーア）も同じく　　

さあ～ラストはどうなるのでしょうか！？　

２人の脱獄囚ネッドとジミーは　無事カナダ国境を渡れるのでしょうか？　

そして！ネッドとマリーの恋の行方は！？　

なんともほんぼのとして　笑わせてくれる映画です　

　

１９８９年公開映画「俺達は天使じゃない」　

スリルなのか　コメディーなのか　ラブロマンスなのか　

よく解からない映画ですが　

ひとつ解かった事は・・どんな善人でも　悪い人と居ると悪人にもなる　

その反対もあり　どんな悪人も　善い人に囲まれて居ると善人にもどる　

最初から１００％の悪人は居ないのですから　

何時どの人に交わるかで「悪人にも　善人にもなる」誰にでもある事です　

年末まで　見たい番組がもし！？無ければ　　

また自分の中に居る「悪と善」を、知りたいのなら（苦笑）　

「俺達は天使じゃない」お勧めします　

ちなにみこの映画に出演した「デミ・ムーア」力強い女性を好演　

この演技力が功したのか「ゴースト/ニューヨクの幻」で、ブレイク！　

「ショーン・ペン」彼もいい役者として「Ｉ　ａm　Ｓａｍ」で感動演技　

「ロバート・デ・ニーロ」に関しては　皆さんもご存知の俳優　

マフィアボスの他にラブストーリ・サスペンス・社会派など　

いろんな役をこなすほどの名優　

　

週中は忙しい年末まで　ホッと一息つける映画　

動物映画界の評論家　水野タヌ子が　

「俺達は天使じゃない」を、お届けしました