おとぼけたぬき♪

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不安全な時代と不在の時代

2005年12月13日 | 自然と人間の環境

今日の北海道は朝から雲ひとつ無い晴天です 

そのせいか今朝はとても冷え込みました 

雪の上を歩くと ギュギュッと雪が締まった音がしました 

それだけ気温が低いのです 

厳しい寒さと引き換えに 空気はより澄んでいました 

 

最近テレビの報道で「小さな子供を狙った犯罪」が、多く感じました 

ほぼ毎朝「まだ抵抗できない 小さい子供が事件に遭う」内容が流れてます  

これは子を持つ親だけでなく 社会的な問題ではないかと思ってます 

それは「人間環境」が、数年前から大きく歪み初めていると感じました 

被害に遭われた方は 言葉にも出来ないほどの 

精神的なショックがあり また心情を思うと報道を通して見ても 

やるせない気持ちになります 

またそれを近くで観てしてしまった子供達の心に 

消せない深い傷が残ってしまうのでは?と、思うと 

とても他人事とは思えなく 悲しい気持ちになります 

「人間不信」ならまだしも「人間嫌い=人が怖い」 

そんな時代背景で生きる 子供達が可哀そう過ぎる そう思うと 

書かざるを得ないのでした 被害に遭われた方の気持ちを察すれば 

書く事が適切なのか・・!?随分考えましたが 私が目で見て来た 

現実をお伝え出来ればと思い またこれを機会に地域の人も 

家庭も 学校も そして社会も 一つの悲劇として通り過ぎず 

国家・国民が真剣に取り組んで欲しいと願うのです 

 

私の地域も2年前から 地域と学校と家庭が一環となり 

子供達の登下校の時間帯で 出来る人は「パトロールをしよう」 

そういう安全運動が始まり 昨年には子供達に「防犯ブザー」を持たせて 

少しでも子供を不審者から守ろうと 比較的活発に初めた地域だと思います 

それは地域柄 商店街も無く 人通りが少なく 下校時になると 

校区も広いため 通学路に子供が1人になる箇所があり危険だと判断し 

「3見1体!?」(家庭・地域・学校)で、取り組みました 

パトロールの事は以前も記事で書きましたが ある日パトをしてた時 

子供達が首から「防犯ブザー」を、下げて帰宅してきました 

我が子も貰いました ピンを引けばかなりの高音が出るブザーです 

家にいても外のブザー音が聞こえる程の 大きい警笛音です 

「もしかして・・」と、思いと何気なく下校してる低学年の子供に 

「防犯ブザーを、鳴らしてみてくれる?」と、頼んでみました 

子供達は嬉しそうに「これ(ピン)引いたら、助けに来てくれるんだよ~」 

そう言いながらブザーのピンを引くと 大きな警笛音が鳴り響きました 

3分ほど鳴らし続けてましたが 誰も家から出てきませんでした 

そうです・・「家」はあるけど「人」が居ない「不在」の状態なのです 

「いつもそうなのかな?」と、思い幾度か日時を変えて 

「防犯ブザー」を、鳴らしてみましたが 誰も出て来ませんでした 

共稼ぎが増えたせいもあるでしょう 

老人の独り暮らしの家も増えました 

暗くも無い 明るい昼間なのに 人が不在なのです 

私の子供の頃(30年前)は 外を歩いても「誰か」大人が外に存在してました 

「向こう三軒 両隣り」に「誰か」大人が居たので不安も無く安心して  

何かあっても側にいる 大人に助けを求めれたのです 

ここら辺から時代の流れなのか「人間の生活環境」が、大きく変わった 

そう感じました 

そして最近では「自分の身は自分で守ろう」と、言ってますが 

まだ小学生 ましては低学年など 守りたくても守れる限度があります 

そんな事があり学校のPTA活動の時「防犯ブザー」を、付ける事は 

良い事なのに実際は 誰も出て来ない「不在」を、学校に伝えました 

「大人が不在で子供に防犯ブザーを持たせれば それでいいのか?」 

そう疑問に思い「子供110番の家」が、無いことも言いました 

それから1年前「子供110番の家」が、でき子供に何かあれば 

そのシールが玄関に張ってる家に非難できるのです 

こうして私達の地域は子供の防犯に対して  

少しずつ必要性を理解し 浸透してきました 

今度、学校のPTA活動に行く時があるので 言ってみようと思ってます 

「防災・地震訓練の他に 変質者に遭った時の防犯訓練も 

指導してくれませんか?」と・・もちろん、親として子供に教えてますが 

時代背景とはいえ あまりいい思いはしません 

むしろ空しいく思えるのです 

「何故?純粋な子供にこんな事を 教えなければならない時代なのか?」 

 

時代背景の流れを 止める事は出来ませんが 

少なくとも犯罪を未然に 止める事は出来ると思います 

それは「ひとりでも大人が子供を見守る」と、いうひと昔前にあった光景です 

いつからなのか?子供が危険な状態に遭っても 「誰」も見なく「不在」なのか 

「人間(大人)の生活環境」が、いい方に行くだけでいいのでしょうか? 

そんな中で「弱い子供や老人」は「誰が?見守る」のでしょうか? 

また「弱い立場の子供や 独り暮らしの老人を狙う」 

悪質な事件が何故?多くなったのか・・ 

次回「変わってしまった 人間の環境」を書く時は 少し時代背景を振り返り  

深く掘り下げながら 少しずつ考え書いていきたいと思います 

 

我が家も「子供110番の家」に、登録しました 

私も留守の時があります そんな時は隣りのお宅に声を掛けて行きます 

未だ子供達が何らかの事件に 巻き込まれた話しはありませんが 

「絶対にあってはいけない事」そう思い、子供達が安心して外を歩ける 

そんな時代がまた来るのを願うのです 

悲しい事ですが 悲運にも被害に遭われた ご家族の事を思うと 

お悔やみの言葉すら見付からず 心情を察する事しか出来ませんが 

たった1人でも大人の「誰か」が「子供」を見守ってくれたらと願い 

そして犯罪が起きてしまう「人間環境」に目を背けずにいられないのです 

 

今回は初めて社会派的なブログを 書いてしまいましたが 

あまりにも毎日 悲惨な事件が後を断たないので 

この記事を読んで下さった方 1人でも 1分でもいいので 

外に出て「子供を見守って頂けたら」そう願って書きました 

 

我が地域 寒い時も老人がパトロールに立ってます 

もちろん我が家も「子供110番の家」ですが 

幸いのも非難して来る子供はいません 

そのかわり!?子供達が溜まる家です(苦笑) 

「それで良かった」と、子供の安全を願う母狸でした 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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