走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

声をかけてみよう

2021年09月03日 | 仕事

ああああ、休暇と教育休暇でほぼ2週間のお休み。職場に戻ると嵐のような騒がしさ。


絡まりする日ってありませんか?


まさにそんな日でした。あー疲れた。


冒頭写真:831日はオーバードースの啓蒙の日です。こんなディスプレイが近所にありました。昨年この町でオーバードースで亡くなった方の分だけ紫の旗が立てられていました。その内の何人かは私の患者もしくは顔見知りの人です。コロナで孤立して薬物依存者や精神科疾患系の疾患が悪化する人や自殺者が増えています。しばらく連絡のない人に声をかけてみませんか?



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3 コメント

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オーパードーズ (ゆう)
2021-09-04 00:18:30
私の亡くなった妻はうつ病を患っており、よくオーバードーズをしてました。
衝動的にやっていたみたいで、ダメだとわかっていてもやってしまっていたようです。
その度に救急車を呼んで、救急病院で胃洗浄してました。
オーバードーズの啓蒙の日があるのを初めて知りました。
普段連絡を取ってない友人とかに連絡を取ろうと思いました。
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Unknown (missy0806)
2021-09-04 07:02:13
ゆうさん

こちらがWebです。

https://www.overdoseday.com

オーバードース(OD)というのはどんな薬物にも当てはまるのですが、この活動(啓蒙)が始まったのは麻薬によるODが増えたからです。でもサイトをご覧になればわかるように麻薬にかぎっているわけではありません。お酒を含む薬物の大量摂取による死は残されたものにとって簡単に受け止められるものではないと思います。今回のコロナで世界中で孤立している人の数字が自殺という形で目立つようになってきました。ありがとうございます。小さな輪がどんどん広まればその分だけ1人ではないと思える輪が広がると思います。
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リンクありがとうございます! (ゆう)
2021-09-07 00:11:51
リンクありがとうございます!
本当に人が亡くなった時の喪失感というのは、何をもってしても拭えないので、一声かけるだけで救えることもあるのかなと思います。
私も経験ありますが、孤独になると悪い方向へしか物事を考えられなくなります。そんな時に声をかけてくれた友人、知人に今も深く感謝しております。
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