前回の続き。
依存医療医からのアドバイスを彼に伝える。まずは違法薬物を使用していない証明を尿検査で2週連続で証明しなければなりません。と話すと、そんな事出来っこない!と開口一番に言う。あれ???出発までに違法薬の使用は減らして中止するって言っていなかった貴方?
減らそうとは思ってるよ、でも、、、、。
でも?????
今まで辞めれなかったのが、どうやったら辞めれるのかわからない!と。
そりゃそうだ。彼の診察後私も考える。今までだって、処方薬の麻薬をいくら増量しても辞められなかったから、これから増量しても同じことの繰り返し。
これは監視下で違法薬の使用の中止で退薬の症状をコントロールをするとか、違法薬が使えないように拮抗薬入りの処方薬へ切り替えるか、そんなところ。依存治療センターへ相談の電話を入れた。プログラムコーディネーターは、これは複雑すぎるから医師に相談するわ、と。この医師は顔見知りの薬物依存医。力になってくれる筈だ、と思った。しかし、これは私にとっても複雑すぎ、保健機構の薬物依存医療の医師長に相談したから、彼から連絡が入るわ、と。ただ今連絡待ち。どこまでこの紹介は進んでいくのでしょう??きっと州レベルまで行くだろう。
ダメです、無理です、と患者に伝えるのは簡単。しかし何とかしてこれを彼の転機に出来ないか模索することは諦めない。難しい問題を解決するのもナースプラクティショナーの強いところ。諦めませんよー
さあ、彼はキューバへ行くことができるでしょうか?
冒頭写真、旦那がこれ貰った〜と嬉しそうに持ち帰る。知り合いが日本から送って来てもらったものをお裾分けしてくれたとか。私も頂きました〜
冒頭写真、旦那がこれ貰った〜と嬉しそうに持ち帰る。知り合いが日本から送って来てもらったものをお裾分けしてくれたとか。私も頂きました〜