走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

我慢するのは誰のため

2016年05月20日 | 仕事
昨日の続き。

訪問看護紹介の話をすると、彼女はお風呂だけは夫に介助してほしいと言う。

確かにそうだ。とてもプライベートな事だ。しかしそれでは訪問看護を持ち込むには無理がある。整髪、着替えだけでは介護士を呼ぶには時間が短すぎる。それに
夫にも1日1-2時間のフリータイムを持ってもらいたい。

気持ちはわかるけど、今の状況を長い目で見ていかないと。このままでは夫は介護疲れから倒れてしまいますよ。他の22時間は付きっきりなんだから、、、と。彼女は納得してくれた。

子供のため、夫のため。

サービスが始まっても納得してくれるかなー



今日は看護師友達とデートです。タイ料理!

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2 コメント

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おはようございます (のびた)
2016-05-21 08:44:18
ケースは違うけれど こちらでのティサービス利用者さんも似たような所があります
介護程度が重い方も最近では政府の指針としては 在宅介護を勧めています
しかし 介護する方も高齢者が多く難題です
老老介護 せめて少しの間 介護の手を休めてディサービスを利用したり 訪問介護を受けられるよう推進して欲しいものです
介護疲れの自殺や殺人のニュースがたびたびあります
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のびたさんへ (美加)
2016-05-22 11:41:43
日本のそういうニュースを悲しく受け止めています。少子化高齢者の増加、世界に稀類ない危機に日本は向かっているのに、政治が追いついていない証拠ですよね。
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