走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

至急、緊急、誰のせい

2023年02月09日 | 仕事

今回も休暇もカバーしてくれるNPはいない。よって毎日2EMRにアクセスしてタスクをチェックする。


このところ年度末だし、冬場は病気になる人が多いのでとても忙しい。休暇前の1週間は嵐のようだった。


で、この休暇中、患者や薬局から「至急」と言う名目で連絡がくる。しかしどれも至急には思えない。わかるんですよ、私の患者層の方々は物事を後回し、後回しにして、最後もう時間がない!ってなるとようやく重い腰を上げて来診することも。そうすると美加は休暇で1週間お休み。えらいこっちゃ!となることを。でもねえ、理不尽だな〜と思うものばかり。


例えば診断書の依頼を受けたのは2週間前。しかし仕事絡みのもので職場状況の理解が必要で、それについて返答をしてほしい、診療所の留守電に残してくれればよいから、と毎日電話をかけ続けて1週間。それがないと診断書は書けませんともメッセージを残した。しかし連絡をしてくれなかった。ようやく返事が来たのは金曜日の午後。とても忙しい休暇へ入る1日前の午後。もちろん診断書は書かずに休暇へ入った。


しかしその患者から毎日催促の電話が入る。診断書が必要、と。2週間前に返事をくれていたら書けていた。それができなかったのは貴方のせい。何故今更至急と言われなければならない。


Your lack of planning does not constitute an emergency on my parts!!!!!

貴方の無計画さは私の緊急事態にはならない。


頼むから休暇をエンジョイさせてちょうだい。


冒頭写真: 甘いものが食べたくなってミニドーナツを購入。カナディアンと言う名前でベーコンとメープルシロップがたっぷり甘塩っぱくて美味。部屋では翌日の作戦会議







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