走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

お年頃

2021年08月29日 | 仕事
7泊8日の島旅最終日。なんだかとてもセンチメンタル。昨年もレンタルした同じコテージ。静かでビーチフロントでとても気に入った場所だったからリピートする事を決めた(夏までに国境が開くとは思えなかった事もあり)。昨年に比べて気温が低く泳ぐ気になれなかったし、州全体の山火事警報は止まずキャンプファイヤー禁止で浜の焚火ができなかった事もあるけれど、末娘は「退屈〜」「家に帰りたい〜」ばかり言っていた。そして2週間後の夏最後のキャンプ旅行は行かない!と宣言。友達と過ごしたいからが理由だった。

末娘は16歳。家族より友達との活動が増えてくる年頃。長女との長い旅行も16歳が最後だった。年頃と言えば年頃。

いつ、これが最後になるかわからないからモーメントを大切にしたいと思っているけど、まさに娘とのこの島への島旅は最後になるかもしれない、と思ったから余計に島を離れる日が寂しくなった。長女や長男が成人した時も、家を離れた時も、まだ末娘がいた。しかし今は違う。

相方とは子供なしで旅行やお泊まりデートに行くので、相方と2人旅行が嫌なわけではない。知らない間に家族旅行が最後になる予感がして止まないのが辛いのだ。旅行というより子育てが終わり、人生の次の時代に突入の兆しが嫌なのか?複雑な気持ち。

同じところに行くのが退屈なだけ、大丈夫よ海外旅行とか、スキー、特にヨーロッパへ滑りに行く時は行くから、まだまだ家族旅行は続くわよ、と彼女はあっけらかんに言う。全く、、、


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3 コメント

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NPについて (Kaho)
2021-08-30 02:39:14
初めまして。
Kahoと申します。
青森の看護学生の4年生です。
私はNPを目指しています。
とある日、グッと!地球便という番組で野々内さんを拝見して、とても感銘を受けました。
私は大学一年生の時に、運よくカリフォルニア大学の病院に数日間見学に行ったことがあり、そこでNPとして働く方とお話をしてから憧れの気持ちが強くなり、目指すようになりました。。
そして、日本で診療看護師になろうかと思っていましたが、野々内さんの存在を知り、日本人でも海外でNPとして活躍することができるのだと感じ、私もそうなりたいと思うようになりました。
そこで、野々内さんが外国でどのように診療看護師になっていったのか教えていただきたいです。日本の病院をやめるとき、英語のこと、大学院に入るまで、生活、お金のことなど詳しく教えていただけると嬉しいです。また、私はまだ看護師にも慣れていないのですが、外国で診療看護師を目指すには、日本でどのくらい働くべきなのかなどご意見を頂ければ幸いです。
お忙しい中、ここまで目を通してくださり本当にありがとうございます。お返事頂けるかわかりませんが、熱い気持ちだけは誰にも負けません!よろしくお願いします!
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Unknown (missy0806)
2021-08-30 08:56:45
Kahoさん
コメントをありがとうございます。私のように海外でNPをはじめAPNとして働いている日本人は大勢います。Kahoさんと同じような質問はブログ、Twitter、その他を通してもらうのですが、私の答えはいつも同じ。

自分で調べなさい。

国や州で必須条件は変わるし、同じところでも年度により変わっていきます。それらを自分で情報収集できる力、それに合わせて自分の計画を自分で立てられなければ、とてもではありませんが海外でサバイバルするのはできないと私は思っているからです。厳しい返事ですが真摯に受け止めていただければ幸いです。
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お返事ありがとうございます (Kaho)
2021-08-31 14:38:45
お返事頂き本当に有難う御座います。
とても、野々内さんの一言が胸に刺ささ流とともに、はっと気付かされました。
自分で調べてそれを自分の中に落とし込んで突き進んでいく力こそが夢につながるのだということに気づきました。むしろそのくらいができなければ海外でNPとして活躍できないのだと実感しました。自分で情報収集をして、夢に近づけるように頑張りたいと思います。お忙しい中、貴重なご意見を頂き本当にありがとうございました!これからも応援しています!私も頑張ります!!
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