同じ診療所で働く医師の彼は医師になって3年目。ストレートで医師になったのでかなりの若手(医学部にストレートに入れる人はカナダでは少ないので30代で医師になる人が大半)。そしてこの医師は思いっきりベイビーフェイス。
で、この彼が新患者の50代ぐらいの男性と一緒に診察室から出てきた。患者は歩きながら「下の名前はなんと言うのか?」「君は若すぎてドクターとは呼びにくいな。名前で呼んで良いかい?」と言った。
聴き慣れない会話だ。普通患者はドクターOOと呼ぶ。日本で必ず医師の事をOO先生と呼ぶのと同じ。しかしこの患者は若いからドクターと呼びたくない、と言っているのだ。そもそもドクターは博士号を保持している者への敬称。年齢は関係ない。
診療所の仲間内ではドクターとは呼び合わない。皆名前で呼び合っている。それは同じチームで働く仲間として同じ土俵に立っているから。最近は患者も同じくチームの中に入る思考が広がっている。医療者と患者の優劣構造をなくす為だ。その点では先の患者の意見は間違っていない。しかし彼は若いから呼べない、と言う。それは若造はまだまだ医師として未熟だと言っているように聞こえる。
そうかな?若いからこそ最も新しいエビデンスに基づいた医療を行っているし、頭の回転も早くて柔らかい、と私は思うけど。と、いうか良い医療者かどうかを年齢で判断するのはおかしいと思う、年配者の医師には経験と言う確固たるものもあるのだし、いろんな医師がいて当たり前。それこそ優劣をつけるべきではないと思う。
で、当人は「どうぞ名前で」と言っていた。患者が去った後「別に僕は医師ですーってエゴ丸出しなわけじゃないから、どうでも良いけど、なんだか変な気持ちだった」と話していた。
で、この彼が新患者の50代ぐらいの男性と一緒に診察室から出てきた。患者は歩きながら「下の名前はなんと言うのか?」「君は若すぎてドクターとは呼びにくいな。名前で呼んで良いかい?」と言った。
聴き慣れない会話だ。普通患者はドクターOOと呼ぶ。日本で必ず医師の事をOO先生と呼ぶのと同じ。しかしこの患者は若いからドクターと呼びたくない、と言っているのだ。そもそもドクターは博士号を保持している者への敬称。年齢は関係ない。
診療所の仲間内ではドクターとは呼び合わない。皆名前で呼び合っている。それは同じチームで働く仲間として同じ土俵に立っているから。最近は患者も同じくチームの中に入る思考が広がっている。医療者と患者の優劣構造をなくす為だ。その点では先の患者の意見は間違っていない。しかし彼は若いから呼べない、と言う。それは若造はまだまだ医師として未熟だと言っているように聞こえる。
そうかな?若いからこそ最も新しいエビデンスに基づいた医療を行っているし、頭の回転も早くて柔らかい、と私は思うけど。と、いうか良い医療者かどうかを年齢で判断するのはおかしいと思う、年配者の医師には経験と言う確固たるものもあるのだし、いろんな医師がいて当たり前。それこそ優劣をつけるべきではないと思う。
で、当人は「どうぞ名前で」と言っていた。患者が去った後「別に僕は医師ですーってエゴ丸出しなわけじゃないから、どうでも良いけど、なんだか変な気持ちだった」と話していた。
必要な時期かとも思う。車の運転免許についても同じだと思う。