走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

裸の王様

2022年02月10日 | 仕事
んんんんんん、何てこったい。

昨日のブログ。良い案が浮かんだ!と思ったけれど蛇足のせいで最悪ですね。

蛇足の部分は最後の部分。

日本のAPNの皆さん。是非日本語の文書を読んでみてください。これがスーッと理解できて、そうそうこれが看護の倫理だよね、と理解でき、自分の実践を通して例をあげられるほどのものであれば、私の英語脳と日本語脳の違いでこの翻訳が悪いのではない、となります。しかし逆に修士以上の学歴を持っている方々が、この日本語文書の理解に難をするならば、翻訳に問題がある可能性、もしくは世界レベルの看護倫理教育が修士以上の教育に浸透していない可能性、この2つの疑いが浮上するとなると思います。とても興味があるので教えてくださいね〜コメントを楽しみにしています。

私の二つの脳のせいでわからない、の結論を期待しつつ、そこで止まらず、そうではない場合は、、、と考えるのが私の悪い癖。コメントなんかくるもんか。これは裸の王様と同じストーリー展開。理解できないと言えば看護協会や日本の看護教育界を非難する立場になってしまう。こういうステイトメントは本当の事を言えない空気を作ってしまいます。日本のAPNのみなさんを苦しめてしまいます。忘れてくださいませ。

しかし私は外の人。束縛されず批判することができる立場。だから最後に言わせてくださいませ。日本看護協会は翻訳をするだけではダメですよ。これを受けて、では日本ではどうするのか?それが表現されていなければ、ただの英語から日本語への訳で終わっているのです。看護師と看護学生対象に書かれているこの文書。このメッセージが日本の看護師と看護学生へ行き渡るようにするためには、教育と実践の変革が必要で、それにはガバナンスが動くことが第一歩なんですよ。期待してますよ。看護協会様。

冒頭写真:また食べ物写真。美容室へ行く前に小腹が空いたからと隣のカフェへ行った。カフェと書いてあったのに中国系のご飯やさんだった。にんじんジュースと海老のフライサンドを頼んだ。飲茶に出るようなすり身のサンドと思ったら、海老の開きがパンの上に乗っていた。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。