劇団どれみ

自称劇作家どれみ、夫はスイス人、NZ在住。3匹の猫の皆さんも作詞家等としてゆるく活躍中。その歌はラジオで流れたことも

どれみの良いもの発見

2008-01-18 | どれみのひみつ
ニュージーランドでは、暑い日に革ジャンを着ている人もいれば、寒い日に半そで短パンの人もいますので、今更どんな格好の人を見ても、あまり驚くことはないんですけれど、今日はちょっと良いものを見たのでお知らせします。

そのお兄さんは、通勤列車(電車ではありません)の向いの席に座っておりました。
白人長身のハンサム系、ちょっとオシャレには一家言ありそうな人です。
黒のジーンズを腰で穿いています。
あの短足に見えるのに、日本でも大流行していた穿き方ですね。
今、どうなのか知りませんが、わざわざそういう穿き方をするところに、
こだわりを感じます。
首からはコインのネックレスとサングラスをぶら下げています。
こだわってる感じです。

そして、なんと彼のジャケットは妙に上等なハッピのようです。
ほら、お神輿の時とかに着るやつですね。
でも、祭や大安売りでもないのにハッピを着ている人は、
日本でも稀と思われます。

どうやらお兄さん、只者ではありません。
少し観察を続けておりますと、お兄さんは大きなディーパックの中から、
こだわりを感じさせるオシャレな黒のポーチを取り出しました。

そしてポーチの中から出て来たものは…

ストラップ付機能満載に違いないボール(テニスボール大)1点
数珠1点
銀色のボール(ピンポン玉サイズ)2点です。

お兄さんは、ストラップ付機能満載に違いないと思われるボールのストラップを右手首に通し、数珠を左手首に通しました。
そして銀色のボール二つは、ハッピの袂へ…

そこでわたくし気が付きました!
あれはハッピではございません。
羽織です。よく見れば紋入りです。
しかし何故羽織の袂に銀色のボールを、そしてあの銀色のボールって一体…
謎は深まるばかりです。忍者でしょうか?

お兄さんの行動で唯一納得できたこと、
それはお兄さんが数珠の玉を指で数え始めたことです。
あれは、よく皆さんやりますね。心を落ち着かせるためとかに。
もしかしたら、宗教関係の方だったのかも知れません。

肖像権の問題がございますので、お兄さんの画像をお見せできない事が無念でなりません。
ってか、撮るわけにいきませんので撮ってませんけど。


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写真は忍びの者養成学校時代のつばめとひよこ