あのね!あまねがね!

ねこの『あまね』成長記録。連れずれなるままの日常日記の自分へのメモ残し

あのね!あまねがね!…4日目、決断しよう⁉️

2018-11-26 13:51:07 | あまねの部屋
4日目。

今日も8時に病院に連れて行き21時に連れて帰る。

数値は一進一退。

もうこれ以上は下がらないのではないか?

私はもう覚悟していますと先生に行った。

これからの治療法を聞いた。

とにかく自宅での皮下補液を考えている旨を話した。

高価な検査はもういい。

毎日やる意味がわからないので断りました。

先生はわかりましたと言い、明日から皮下補液にする事にしました。

帰宅してあまねを撫でているとあと何日だろうと思ってしまう。

最後の時は自分の腕の中で逝かせてあげたいと思う。

確か野際陽子さんは娘さんの腕の中で逝ったというような記事を見た覚えがあります。

こんなすばらしい最期はないですよね!

私も最期は腕の中で逝きたいし、妻も逝かせたい!

今日もあまねはすぐ横になってグッタリしている。

エサもあまり食べない。

昼間、ネットで検索するのは余命とかそんな事ばかり。

しかし、この状態は実はあまねの事ながら近未来にやって来る私達自身の事なのだと思い始めた。

ひょっとして予行演習?

スウェーデンは寝たきり老人が殆どいないらしいという記事が有った。

日本と同じ長寿国である。
幸福度が世界一の国だ!

日本と同じで要介護の場合は介護施設に入るのだ、根本的にスタンスが違う。

最期まで人生を楽しむ事に対して介護するので有る。

施設では何より本人の意思が尊重される。

ベッドに縛り付けるなんてもってのほか。

パジャマでウロつく事も無い。

着替えて車椅子に乗る。

本人が希望すれば、アルコールも可能。

どうしても外出したい場合でも本人責任で許可される。事故にあっても施設が責任を取られる事はない。

ましてや「胃瘻」(いろう)は「人間としての尊厳」を奪うものとして拒否されている。

実は義母が胃瘻だったのである。

何の知識もないままそうなってしまった。

要は決断をしなかったので有る。

人として生きるとはどう言う事なのだろう!

私達みたいに勇気が無いと胃瘻の道を選んでしまう。

しかし、寝たきりに何の人生があるのだろう。

その上、苦しんだら……

私は妻を逝かせてあげるかも知れない、自らの手で!

そして逆だったら、私は妻に懇願するだろう逝かせてくれと…

小説「高瀬川」では、弟が死にきれずに、兄に逝かせてくれと頼み、兄は弟の苦しむ顔を見てトドメをさしてあげた。
兄は罪人になり「高瀬船」で護送される船中での役人との会話で有る。

なんかモードがおかしい。

ツライ、悲しい、切ない。

全てが降りかかって来た。

神さまが与えて試練かぁ〜…


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