自民党総裁選で「選択性夫婦別姓」が争点となって来た。
私などは、強制ではなく選択できるのだから何故他人様の事に反対するのだろうと思うのだが……
世界で同一婚しか選択できないのは日本だけなのです!
しかも、賛成が反対を上回っているのに何故?
反対の理由は何かと調べてみると、
「家族の一体感が失われる」、「子供への影響が心配」なのだ。
選択性なのに他人の事を心配している。
自民党はもう30年も検討しているが頑なに拒否しています。
ちょっと調べてみたのですが、事はそんなに単純では無かった。
全ては「日本会議」という右翼政治団体の影響でした。
元々は神社本庁、成長の家が中心となって「日本を守る会」を結成した。
聞いた事がある方も多いのでは。自民党の集票団体だったのです。
Wikipediaで調べると…
目指すものは、
・男系皇位継承
・愛国心を盛り込んだ教育基本法の制定
・新憲法制定
・「従軍慰安婦」は強制連行ではなく公娼制度であり、「南京大虐殺」も実在しない。
・内閣総理大臣の靖国神社公式参拝実現
・選択的夫婦別姓制度の導入について、「家族の一体感が損なわれる」などとして強く反発
・男女共同参画条例に反対
・外国人地方参政権反対
……とある。
自民党の殆どの国会議員がこの「日本会議」イベントに参加する。
世界からどんなに避難されようとも国会議員が靖国参拝するのはこの団体が存在するからである。
こういう国会議員たちが落ちぶれた日本経済を再生出来るだろうか?
世界の中で日本が生き抜いていく為の努力をしているだろうか?
未だに平然と「家族の一体感が損なわれる」などとして反対している国会議員は殆ど老害だ。
今度こそ思い切って若手を選び老害を排除し自民党が生まれ変わらないと没落の日本となる…
そんな危機感がふと頭をよぎる。
小泉進次郎さんの覚醒にかけるか河野さんのリーダーシップにかけるか楽しみだ。
その他は旧態依然の自民党になりそうなので興味が無い。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます