赤沢美林 森林浴 ２

これ、木の赤ちゃんらしいです。
何歳に見えますか？？
ちなみに私は1歳かなって思いました。そしたら、この赤ちゃん2歳でした。
二年でぴょこんとこれくらいなんです。この木の赤ちゃんが成熟した
立派な木になるまでは、200年300年それよりもっとかかるし生き続けるわけで…
スケールが違います。人間の一生なんてほんとにあっという間。
ちっぽけだなぁって思いました。でもその中で何ができるのか、なのかな。

赤沢の森はその昔から、天然の良質なヒノキが取れたため、江戸の城下町や
いろんな場所で使われるために伐採されてしまい、山が荒れて木々が少なく
なってしまったらしいです。これはまずいということになり、今から三百年ほど
前に、「木一本、首一つ」（絶対に木曽五木…ひのき、さわら、あすなろ、
こうやまき、ねずこを切っちゃいけない。切ったらその人の首が飛ぶ）
という厳しいおふれを出して、昔の人々が命がけで守ってきてくれた森が
赤沢なんだ…と見浦さん。

昔の人が必死に森を育て守ってくれたおかげで、今の赤沢があって、こうして
のんびりと森林浴できてるんだって考えると、ありがとうって気持ちが
込み上げてきました。