メグブログ(美咲歌芽句)

Jeane+荒涼天使
 (ex.Mr.Kite)

デイ・アフター・トゥモロー

2008-02-11 08:16:18 | 日記
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最近なんだか次々とシンクロニシティが起こるようになって、自分でも驚いているのだけれど、一昨日もまたそれがやって来た。
2004年に制作されたローランド・エメリッヒ監督の映画「デイ・アフター・トゥモロー」を、私はまだ観ていなかった。それをどうしても観たくなって、車で40分もかかるレンタルショップへ行って、借りてきて観た。それは、地球温暖化によって突然訪れる氷河期の話で、よくこんなモノを作れたもんだと思うほどに、リアリティのある映画だった。そのあとコーヒーを飲んでパソコンに向かい、あるサイトを開いたところ、そこには一つのニュースがあった。

それは「太陽活動周期と気候」という見出しで、NASAは次の氷河期が始まると・・・つまり次の持続的な寒い時代を引き起こす大きな変化が、太陽の表面に起こっていると2008年1月9日に発表した、とある。
いつまで隠し通すのかと思っていたが、ついにNASAも太陽の異変と氷河期到来を認めたのだ。
その記事によると、フロリダのSpace and Science Research Senter(SSRC)は、繰り返し暖まるようなサイクルの結果、太陽の変化が寒冷気候へのシフトをもたらすと発見した。
SSRCディレクターのジョン・ケーシーは「NASAが示したように太陽の表面流動は劇的に遅くなっているとし、これらの変化はごく自然であり、表面運動が減速すると太陽カウントは著しく低下する。太陽黒点カウントが意味するのは、50より1つだけ低くても厳寒の気候へ広範囲に移行する」と述べている。
NASAは太陽活動周期が25であると発表した。SSRC科学者の一般的な見解は今春始めが50以下で、3年以内にさらに早く次の太陽活動周期が24で始まるという。
なおケーシーは「両院科学委員会を含むブッシュ政権すべての主要なオフィスに、この見解が通知された」と付け加えた。

まさに今私が見終わったばかりの映画「デイ・アフター・トゥモロー」そのままの展開となっているわけだ。この信じられないようなシンクロニシティに私は唖然としながらも、心中はきわめてクールで、また一つ大きなパズルが合致したという喜びがあった。
でも、人類の存亡に関わるこのメガトン級の重大ニュースは、本来ならば世界中のメディアのトップニュースとして扱われるべきものだけれど、現実はけっしてそうはならないのだ。
このニュースは温暖化の原因を、人間の営みによるもの=CO2としてきた論理を180度ひっくり返すもので、権力者側にすれば今さら引っ込みはつかない。
だからアメリカでもおそらくニュースにはならなかっただろうし、そのアメリカの奴隷となっている日本に至っては、そんな情報など知らされるわけもなく、相変わらず中国ギョーザと茶番的ねじれ国会のニュースを垂れ流すだけだ。

以前にもこのブログで書いたけれど、世界中のメディア(特にテレビと新聞)は完璧に押さえ込まれ、コントロールされている。本当のことを知りたければ、自分の直感を頼りにネットの海に飛び込んで探り出すしかない。悲しいけれど報道の自由なんてものはないのです。
でも、私の知る限りただ一つだけ、すでに2005年11月30日付けのAFP通信の記事で、実際にヨーロッパにおいて映画「デイ・アフター・トゥモロー」ほどの急激さはないものの、映画と同じ理論で、今後10年単位で平均気温が4度低下する恐れがあるとの、科学者の見解を伝えている。

ちなみに私が読んでいる南日本新聞に1週間ほど前、ほんとに小さな扱いのニュースを見つけた。それは例年の2月の平均気温が17度のベトナムに突然の大寒波が押し寄せ、それが停滞を続け田植えを終えたばかりの稲がしおれ、家畜や水牛が凍死しているというショッキングなものだった。
しっかりとアンテナを立てて気をつけていれば、サインはあちこちにある。

宇宙にはサイクルがある。だから歴史は繰り返す。
そのサイクルは当然ながら人知人力の及ぶところではなく、人はただただ、ひたすらに太陽を拝む(おろがむ)にしくはないのである。
古い太陽が死に、新しい太陽が出現するにしても・・・。
来たるべきこの宇宙のビッグイベントで、もし生き残れたなら、私たち人間が長らく失っていた「謙虚さ」を取り戻すことを願いたい。
謙虚な人こそ光の天使なのだから。