マリコの節約インテリア

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甘栗と金貨とエルム

2012-05-15 08:16:35 | 

太田忠司さんの作品です。

久々に太田さん、読みました。

大人びた少年が主人公で、太田さんの書く少年像は大好きです。

少年甘栗君は突然逝ってしまった父の後を継いで探偵業をすることになります。

それも12歳の少女の依頼で母親を探すことに。

このあたりから、太田ワールド全開です。(笑)

最後には意外な真相もみえて面白かったです。

何より、太田さんの思いというか正義と言ったらちょっと恥ずかしいですが、

私の好みです。

どんな時も曲げてはならないこともあるし、

親として子供に対しては誠実でなければというメッセージが強く伝わってきます。

太田さんは少年甘栗君にセリフとして親として子供にはちゃんと

伝えなければならないことがあると言わせています。

こんなシーン太田さんの他の小説でもありました。

読んでいて「そうだ、そうだ」と心の中で叫んでいます。(笑)

久々の太田さんの本、痛快でした。

私も正義のために闘わなくては!!なんて。

 

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コメント
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