今野敏さんの作品です。
どうやらシリーズ物の第二作目のようです。
今野さんのこの手の小説も嫌いではありません。
文は人なり、と言う言葉がありますが、何を書いても
その人が出てしまうようです。
成田空港で爆弾テロが発生して、その解決にたった一人の
特殊防諜班の真田が活躍するお話です。
真田は無敵の強さを誇ってるわけでもなく、その人間臭さが魅力の人
だといえると思います。
ハードボイルドっぽい雰囲気ですが、怖くも辛くもない展開で
読んでいて冒険小説を読んでいる感覚です。
秋の夜長、切ないラブストーリーもいいとは思いますが、
こんな読み物もいいかと思います。
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