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ART COMMUNICATION IN SHIMANE みるみるの会の活動報告

島根の美術教育関係者が集まって立ち上げた対話型鑑賞の普及に努める「みるみるの会」の活動情報をお知らせするブログです。

大社幼稚園の先生から振り返りが届きました!!

2016-02-05 20:53:59 | 対話型鑑賞


みるみるの会 2回目 大社幼稚園 2016.1.27

園児の様子を振り返って
A)しっかり絵をみることができていた 4
B)絵をみてしっかり考えることができていた 4
C)自分の意見を言うことができていた 3
D)友だちの意見をしっかり聴くことができていた 4
E)友だちの意見を聴いて、自分の考えをより深めることができていた 3
F)このような鑑賞をまたやらせたい 4

感想
○2回目の鑑賞ということもあり、1回目を思い出しながら素直に自分の思ったことが表現できていた。
○「だまって静かにみる」「絵をみて考える」「友だちの話を聴く」などの約束を最初に話していただいたので、子どもたちは落ち着いて鑑賞することができた。

園児の様子で気づかれたこと
○子どもたちが絵を鑑賞して感じたことの中から、生活経験、体験が見えてくることを知り、心のケアなどにも役立てていきたいと思った。そのために絵、作品の選び方に配慮がされていることも知りました。
○ひとつの作品を鑑賞しましたが、「もっとやりたい」「楽しかった」「いろいろわかることがあった」などの感想が聞かれたので、次回はもう1作品(全部で2作品)鑑賞させていただくと良いと思います。
○子どもたちの思考力、表現力を高めるのに有効だと思います。

大社幼稚園の年長組の担任の先生とは鑑賞終了後にMTGを行うことができてとても有意義な鑑賞会になっています。
今回も作品選びに関することや、園児の発言には体験や家庭での生活を垣間見ることができることを伝えたので、ケアという言葉も振り返りの中に出てきたのだと思います。
子どもたちを取り巻く環境は好ましいものばかりではない現実があります。どの子どもも健やかに成長してほしいと願いながらこの鑑賞活動を続けていきたいと思います。
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