
秋も深まり、場所によっては紅葉の良い季節になりましたね。
と言うわけで 今年5座目、100名山のひとつ会津駒ケ岳を登頂しました。
紅葉と言えば、東北など寒いところほど綺麗。
10月の連休と言えばオートキャンプにも最適の季節だ。
麓でキャンプそして登山、紅葉も楽しむ尾瀬方面か新潟かな・・。
色々検討した結果、尾瀬の福島側入口、桧枝岐方面に決めました。
キャンプ場も沢山あるし、温泉も良い。 山は会津駒ケ岳に・・。
百名山だし、易しいコースの割りに二千メートル越えだし、 家族の体力を考えると最適と判断し、決めました。
そして連休直前、またもや台風接近・・。
今年はほんと休みの天気が・・・。
キャンプは諦め日帰り登山に予定変更しました。
仕事終了した夜に出発し、仮眠後、登頂し、帰宅するという強行軍の計画としました。
(連休にこれはマズカッタ・・・。帰りの渋滞を忘れてました。)
夜、9時ごろ茅ヶ崎を出発、東北道を進み、那須から下道が長いんですよね桧枝岐は・・。
夜中のド田舎の山道を延々と進みます。(道幅は充分あります。)
道中、行き交う車は皆無、カモシカとイタチかな?出くわした生物といえば・・・。
この辺はインター降りたとこもGSスタンドは夜営業していません。
もちろんその先は当然閉まってますので給油は事前に済ませましょう。

午前3時前には到着です。登山口から登山道入口までの道は狭く暗いし上にはトイレも無いので
仮眠するなら登山口脇の登山者用駐車場(外灯なし、トイレは暗いとわかりにくい)
またはその手前の日帰り温泉施設の駐車場がベストかも
トイレも近いし明るい、駐車場も広いのでこちらが良いでしょう。
10月中旬なのに非常に寒く3℃まで下がり明日も寒いのかなあと思いつつ2時間ほど仮眠(暖かい寝袋持ってきて良かった)
夜の天気も良く星空が物凄く綺麗でした。神奈川では経験できない星空です。
できれば6時前には登頂開始したいところでしたが寒くて寝坊しちゃいました。
5時ごろから準備をはじめ車を移動

登山口から登山道入口まで車でいけば10分程度なのですが、すれ違い困難な道なのでそれなりの覚悟の上、進みましょう

駐車スペースは20台くらいまでかなあとは路肩です。
なので6時の時点ではかなり下の方まで停まっていました。

私達は下の登山者用駐車場から歩くことにしました。トイレはここで済ましておきましょう。
ここからだと登山道入口まで徒歩30分弱ですね。車だと10分しかも遅くいくと入口から大分離れてしまいます。

途中、歩行者用の近道あります。


登山届ポストは登山者が多いわりに極小鉛筆も数本しかありません。
もたもたしていると届の提出で時間をロスしてしまいます。
ここは列が一瞬途切れるスキをみてサッと済ませましょう。
そしてこの階段を上がると登山道の始まりです。

登山道はよく整備されてます。キツイところもなく危険な場所もありません。
ただ狭いです。登山者は多いのですれ違いや追い越しは多少気を使いますかね。
道中マウンテンバイクを担いで上がる人にあいました。
どこかダウンヒルにお勧めのコースでもあるのかな?
でも良く見ると前後リジットのボロイマウンテンなのでこれは違うなと
地図を見ると林道がかなり長いルートもあり、そのルートをただ下るのが目的で
担いで上がるのはトレーニングのためかな?

台風が近づいているのにほんと風も無く穏やかで雲ひとつない晴天
気温もちょうど良いし、これほどまでの登山日和は一生に一度かと思うほどの陽気でした。

水場は1箇所あります。水量はまあまあかな

そして雲海も見れました。登山初心者の私達は人生初?の雲海かな?
紅葉もほどほどですが綺麗でした。
歩き出して3時間を過ぎたころでしょうか森林にも飽きたころに周りが開けてきました。
湿地帯のなかの木道からは遥か先まで登山者の姿が見えます。



ようやく登山らしくなってきました。
ほんと良い景色
なんと!今日は富士山も見えました!!

福島から富士山が見れるなんて!
写真では わからないですね。
全体的になだらかで危険なとこはありません。
ほんと登りやすい山です。
頂上までもう少しのところに山小屋があります。(山小屋の写真撮り忘れました。)

ロケーションは最高、池に鴨がいます。
みなさんここでお昼を食べていいます。
その理由は頂上についてわかりました。
頂上までの道のりは 景色が非常に開けていて
頂上もさぞかし眺望が良いのだろうと思いきや・・・。

眺望全くなし・・・。しかも超せまい・・・。
写真を撮って退散
結局、山小屋のとこで昼食となりました。
下山ルートは登りと同じルートです。
コースはほんと距離の割には楽です。
7時前に上り始め13時過ぎには下山できました。
(うちの家族は普通より少し遅めのペースです)

紅葉も綺麗でした。

下山後の桧枝岐温泉あたりは昼間はかなり気温も上がり、沢の水が涼しげでした。
登山口のそばの日帰り温泉施設で汗を流し、帰路につきます。

帰り道で見かけた古民家を改装したお蕎麦屋さん(まがりや)でお食事。

蕎麦かなり旨いです。
このお店、リーガルハイと言うドラマのロケにつかわれたようです。(子どもらはよく知ってるようですが、私にはさっぱりわかりません。)
であとは家までひたすら車を走らせるのみです。
那須塩原から東北道で神奈川まで・・・。
これが渋滞さえ無ければ途中休み休みいけばどってことないのですが
当然、渋滞です。休むに休めず、ひたすら睡魔との闘い・・。
福島は日帰り登山としてはちょっと遠かったな・・・。