ネタかと思った---小泉総理の動画版ポッドキャスティング

新聞にロクに目を通していなかったここ数日のニュースをブラウジングしてたら、こんな記事を見つけた。

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• 総理大臣、ポッドキャスティングを始める（NETAFULL）
• 内閣官房、総理からのメッセージ動画をPodcasting配信（Broadband Watch RSS）
• 小泉総理や内閣の動きを動画で紹介する「政府インターネットテレビ」 （Broadband Watch RSS）
• 「総理からのメッセージ」、ポッドキャスティングで配信（ITmedia）

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NETAFULLで第一報を見つけたものだから、てっきりネタかと思ったら、本気と書いてマジだった。

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• 政府インターネットテレビ ビデオキャスティング（首相官邸）

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そう言えば、出足好調だった小泉内閣メールマガジンは、今はどれだけ購読されてるんだろう？
私も発行されたばかりのときから3回ほどメーラーに届いたのを確認したけど、その後読まないからってスグに解約しちゃったんだよね。

ポッドキャスティング配信のニュースをプログラマーさんに話したら、「どんだけサーバ代を見積もったんだ？！　血税の使いすぎだ！！」と一気にヒートアップ。情緒不安定なのはボーナスの金額が期待するほどなかったからなのか、格差社会を是認する内閣に噛み付く噛み付く。

「音声だけじゃなくって、動画も配信するっていうんでしょー。負荷がすごいよ。しかも、スタート時のアクセス数でサーバ稼働率とかのそろばんをはじくんじゃない？　どーせメルマガみたいにスタート時だけ人気が出て、その後減速するんだから、そこに大枚をはたくなっつーの。それよりボーナスをよこせ！！」

私も第一回くらいは放送を視聴してみようと思ったけど、プログラマーさんの今の発言を受けてちょっとビクついた。
そっか。配信初日にアクセス数が集中してサーバがダウンしたら、それを受けてサーバ増強なんてしちゃうかもね。官邸が。
その後スグに一見さんは去ってアクセス数は減るだろうから、配信初日の数でそろばんをはじけばホクホクしちゃうね。運用する会社は。
実際はどーか知らないけど、ちょっと時期を見てダウンロードをしてみることにしよう……。

「あ」
ピカーンと脳内の電球が光って、声が出た。
「これ、NHKで配信すればいいのにね」とプログラマーさんに言う。
「どーしてよ。NHKは3チャンネルも減るんだよ。既存の番組をどのチャンネルで放送するかが問題になるのに、新しい番組はいらんでしょ」
「だってですよ、視聴率が低くても国会中継は放送してたりするじゃないですか。働いて納税してる人こそがみる番組でしょ。そーいう番組は全部ポッドキャスティングにしちゃえばいいんですよ」
「あっそっかー」とプログラマーさんの脳内電球もピッカリと光った。
「NHK、放送ライブラリをネット公開するがどーのとかっ言っておきながら、話が進んでないみたいだしね。著作権がどーのってこともあるけど、NHKが本腰入れてないからじゃないかって思ってたんだ。それはいいきっかけになるね」
「ですよね。ネットではNHKで放送されない委員会を公開してるそーですし、「国会・首相官邸ネタはNHKが全て持ってる」というようにまとめて管理する方がいいんじゃないですか？」
「うんうん。税金が無駄遣いされない考えはサンセイ！！」
「NHKには受信料を払ってるんだから、その辺の役割分担をうまくやって、全体的な節約に繋げてほしいですよね！！」
「……」
急に黙り込む、プログラマーさん。
「……いい案だと、思うよ」
力なく微笑んで見せるプログラマーさん。

もしや、受信料未納っすか？！

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『政府インターネットテレビ ビデオキャスティング』
6月22日(木)、スタートします。
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