Monologは端壷に

日々感じる事を綴っています。

飛び込め!泳げ!

2005-08-27 | miniMonologue
昨日の夜、お友達と電話で話していました。彼女は新しい仕事を始めてまだ一ヶ月ばかりで、職場でも毎日 緊張とチャレンジ続きの状態なのですが、そのうえに 前例のない新しいプロジェクトを任されてしまったといいました。ミーテイングで書類に彼女の名前が責任者としてプリントされているのを見た瞬間、緊張で背中に痛みが走ったといいます。励ましの言葉をかける私に彼女は言いました。もうこうなったら 飛び込め、泳げ、だよ。気に入った、その言葉! かっこいい! この先どこに行くのか、何があるのか分からない、でも取りあえず 飛び込んでしまう、そしてあとは がむしゃらに泳ぐ。

この考え方は、非常にアメリカ的でもあります。世界的な社会運動家、平和活動家として、今なお、アメリカでもっとも尊敬されている女性の一人であるエレノア・ルーズベルト女史(フランクリン・ルーズベルト第三十二代大統領夫人)が 残した言葉に (私は自分が働く雑誌の中で読んだ記憶があるのですが、バックナンバーを調べても見つからないのです。もし間違いだったらごめんなさい。)このようなものがあります。

First say yes, I can do it, and then find the way to do it.
最初に はい、できます。と言いなさい、それから どうやるかを見つけなさい。
 
ルーズベルト女史は できっこ無い と思うことをやりなさい と語り、そのように生きた方です。これは 日本の考え方、例えば、責任や美徳を 出過ぎないこと、謙虚さを忘れず出来ないことは認めること、とは 対比の関係にあります。新鮮ではないですか? 憶病者の私には このように生きることに 大きな憧れがあります。