昨日の記事で <相対する性質のものを同時にそして同様に受け入れられる灰色の人になれたら>と書きましたが <相反する性質のものを> と書くつもりでありました。訂正します。
日本語難しいです。言葉は奥が深い。私は言葉で表現するのがあまり得意ではありません。こうして自分の感じている事をタラタラと書き連ねることはできても、例えば、情景描写ですとか 今日一日起った事ですとかを文章にしようとすると 苦労します。当然 作文の点はいつも悪かった。だから詩人や作家は凄い。取り入れたあらゆる刺激を 見たり体験したりしたままに言葉にして それを経験していない人にも その言葉を通して経験させてあげることができるというのは 凄いことなんだと思います。
今 ホームシックです。日本が恋しくて仕方ありません。日本を離れてから始めてホームシックにかかっています。15年程の間 一度も日本を恋しく感じた事は無かった私が 最近 郷愁の念に時々ふと涙したりすることがあるのは とても心地の良い驚きです。
これだけ遠く そして長く母国を離れて ようやく 自分がいたい場所が分かってきたような気がしています。
昔から 所属することに異様な恐怖感を抱く私でした。組織やクラブ なんでも 一員になることを毛嫌いしてきました。何かに所属するのは自分を失う事のような気がしていたのだと思います。それはおそらく 自分というものが確立されていなかったからではないかと思っています。
グループの中にいると 境回線を失って どこからどこまでが自分の意志なのか 人のためなのか わからなくなりそうで怖かったので 私はたいがいの場合 俗にいわれる 一匹狼でした。それでも根が陽気な人間なので 友だちはいつもいて 時には非常に親密になる女友達も学生時代を通して何人かいました。でも いつも 友情は突然のように途切れ こっちからは話しかけないまま 相手からも連絡がなくなり終わっていくのがパターンでした。先日書いたように 悲しいとか淋しいとか そんな感情を感じれずにいた私ですから 訳もわからずに終わっていった友情にも なんの感情も示しませんでした。
日本を去った時も同じでした。何も感じなかった。
その私が最近 自分の中の愛国心に目覚めたのがとても新鮮な驚きです。ニューヨークは皆さんも御存知のとおり あらゆる人種が肩を並べて ときに仲良く ときに争いながら生活している独立国のような所ですが 他国人は皆 非常に愛国心が強く 自分の文化を絶対に譲ろうとしない。中国人、韓国人、インド人、エジプト人、フランス人、イタリア人、ベトナム人、アフリカ大陸から来た人々、中近東から来た人々、皆、頑固なまでに自分が生まれた国の文化を生活に持ち込んでいるんです。そのような環境が 私の中に長い間眠っていた私の文化を呼び覚ましたのかもしれません。
私は今 この特別なメンバーシップをとても大切に感じています。愛国心と自己愛と。
文化というのは欲しくて得られるものではないです。生まれて育つ過程で しらないうちに自分の中に根付くものだと思います。そうして根付いた文化は去りません。長い間 他国で外人をやってきて ようやく分かってきました。他人の家では真に安らげない。日本に生まれて育った私が日本に戻るのはとても自然なことのような気がしています。Home Sweet Home です。
日本語難しいです。言葉は奥が深い。私は言葉で表現するのがあまり得意ではありません。こうして自分の感じている事をタラタラと書き連ねることはできても、例えば、情景描写ですとか 今日一日起った事ですとかを文章にしようとすると 苦労します。当然 作文の点はいつも悪かった。だから詩人や作家は凄い。取り入れたあらゆる刺激を 見たり体験したりしたままに言葉にして それを経験していない人にも その言葉を通して経験させてあげることができるというのは 凄いことなんだと思います。
今 ホームシックです。日本が恋しくて仕方ありません。日本を離れてから始めてホームシックにかかっています。15年程の間 一度も日本を恋しく感じた事は無かった私が 最近 郷愁の念に時々ふと涙したりすることがあるのは とても心地の良い驚きです。
これだけ遠く そして長く母国を離れて ようやく 自分がいたい場所が分かってきたような気がしています。
昔から 所属することに異様な恐怖感を抱く私でした。組織やクラブ なんでも 一員になることを毛嫌いしてきました。何かに所属するのは自分を失う事のような気がしていたのだと思います。それはおそらく 自分というものが確立されていなかったからではないかと思っています。
グループの中にいると 境回線を失って どこからどこまでが自分の意志なのか 人のためなのか わからなくなりそうで怖かったので 私はたいがいの場合 俗にいわれる 一匹狼でした。それでも根が陽気な人間なので 友だちはいつもいて 時には非常に親密になる女友達も学生時代を通して何人かいました。でも いつも 友情は突然のように途切れ こっちからは話しかけないまま 相手からも連絡がなくなり終わっていくのがパターンでした。先日書いたように 悲しいとか淋しいとか そんな感情を感じれずにいた私ですから 訳もわからずに終わっていった友情にも なんの感情も示しませんでした。
日本を去った時も同じでした。何も感じなかった。
その私が最近 自分の中の愛国心に目覚めたのがとても新鮮な驚きです。ニューヨークは皆さんも御存知のとおり あらゆる人種が肩を並べて ときに仲良く ときに争いながら生活している独立国のような所ですが 他国人は皆 非常に愛国心が強く 自分の文化を絶対に譲ろうとしない。中国人、韓国人、インド人、エジプト人、フランス人、イタリア人、ベトナム人、アフリカ大陸から来た人々、中近東から来た人々、皆、頑固なまでに自分が生まれた国の文化を生活に持ち込んでいるんです。そのような環境が 私の中に長い間眠っていた私の文化を呼び覚ましたのかもしれません。
私は今 この特別なメンバーシップをとても大切に感じています。愛国心と自己愛と。
文化というのは欲しくて得られるものではないです。生まれて育つ過程で しらないうちに自分の中に根付くものだと思います。そうして根付いた文化は去りません。長い間 他国で外人をやってきて ようやく分かってきました。他人の家では真に安らげない。日本に生まれて育った私が日本に戻るのはとても自然なことのような気がしています。Home Sweet Home です。