愛子（まなご）は希望の証

今日　道を歩いていると　鳩を追って遊んでいた四歳くらいの男のコが　通りすがりの私の腕をぎゅっと掴んできたのです。一瞬不安になっただけで　何もとくに起こっていたわけではなく、また、ただ私をお母さんと間違えただけのようでしたが、その子の小さな手の感覚が私の腕に何か　じんわり　と　温かいあとを残していきました。掴まれた瞬間　頼られることによって一瞬にして自分が強くなろうとしたこと、守らなきゃ　と　その子供をかばうように見下ろした自分、に　ああ、これが母性本能かな　と感じました。

先日　お友達カップルさんに女の子が誕生しました。ここNYでの　テロなどによる殺伐とした気持ちに傾きがちな空気の中で　愛子（まなご）の誕生は　小さな希望を感じさせてくれます。すべてのひとが　愛し合うことや愛を育てていくことに忙しくて　奪ったり破壊することになど関心が無くなる日が来ればいいな。　ジロ君、みきちゃん、おめでとう！