ハーイ!
ルツェルンは、いくつもの山を楽しむこともできる場所。
欲張りなので、いろいろ行きたい。
しかし、物価の高いスイスは、電車・登山電車・ロープウェイなどの移動手段も高額。
スイス在住者は、多くの交通機関が半額で利用できる半額パス(年間185フラン、2年目以降割引アリ)や、16歳未満の子供が保護者と一緒に乗車する時は無料になるジュニアカード(年間30フラン)などのお得なカードを利用している人は多いと思いますが、私はコロナ禍になり、列車で外出や旅行に行く機会も少ないだろうと、半額パスの購入を止めました。
定額運賃を支払いすると大変な金額になるので、今回はお得な「1DayPass」というものを始めて購入してみました
。
私の住んでいる地域の役場で、住民対象に1日4枚限定で発行している1DayPass(40フラン)。
スイス国内の多くの交通機関が乗り放題というチケット。(対象外もあります)
夏休みなので少し早めに・・・希望日の3週間前位に役場に行ったら3枚購入できました。
日付指定なので、お天気や体調などのリスクはありますね。
これを使って、「シュタンザーホルン」・「リギ」・「シュトゥース」 の3か所を訪れました。
私が提案し、ムッシが時刻表を調べて立てたプラン。
持ち歩いて見ながら行動したのでぐちゃぐちゃになりましたが。
時間に正確なスイスの交通機関を信じて、しっかりスケジュールを組んでみた
。
そして・・・この通りに実行できました。 スイスの交通ブラボー
。
当日・・・まずは、08:01の列車に乗ることが第一関門。
06:15起床。ホテルの朝食が06:30~で良かった。 しっかり食べて身支度をして、07:50ホテルを出発
。
最寄り駅「kriens Mattenhof」から08:01の列車に乗りました。
ここがクリアできれば、後はスケジュールに沿って動いていくだけ。
「Stans」駅で降りて、表示に従ってケーブルカー乗り場へ。
かわいいケーブルカー。駅舎も、とてもかわいかったです
。
この時は空いていましたが、09:30過ぎに下りて来た時は乗車待ちのお客さんで混んでいました。
のーんびりと、のどかな風景の中をガッタンゴットン上っていき・・・
この2階建てのロープウェイに乗り換えて「Stanserhorn」に行きます。
面白いロープウェイですよね。 オープンデッキなので気持ちよいです~
。
こぶしを振り上げているおじさんはロープウェイの人で、いろいろ説明していました(ドイツ語のみ)。
乗車中のこの景色。
山頂に到着すると、レストランやお土産屋さん、テラス席があってイイ感じ。
朝早いからお客さん少ないし。爽快感。
天から光が降り注いでいる。神々しい
。天然スポットライト
。
複雑な形をした「フィアヴァルトシュテッター湖」。
ロープウェイでの下りは、ピラトゥス山方面を眺めます。
こちらも有名な山ですが、ピラトゥス山に登る交通機関は、1DayPass対象外かも?と思い、今回は外しました。
再び、かわいいケーブルカーに乗りかえ。
駅が並んでいるので乗り換えはスムーズ。
来た道を通って「Stans」駅まで戻り、今度はここからバス。
バスも時刻表通りにちゃんと来て、定刻に出発してくれる。
念の為、運転手さんに降りたい駅を伝えておき、運転席近くに座っておくと安心です。
次は船です。「フィアヴァルトシュテッター湖」を対岸に移動します。
船も定刻通りにちゃんと来た~。
先ほど上った「Stanserhorn」を見ながら30分ほどクルージング。
風が気持ちよい~。
「Vitznau」まで行き、ここから登山鉄道。
ヨーロッパ最初の登山鉄道です。
予定表ではここで30分弱の時間があるので、のんびりの乗り換えかと思いましたが、駅に人がいっぱいで「乗れる」と焦って早めに並ぶも・・・サスガのスイス
。
お客さんが多いことが分かると、追加の車両が続々と駅に入ってきて・・・11:15の出発に合わせて3本の列車を用意し、定刻に全ての乗客を乗せて出発しました。
30分ほどの乗車時間。進行方向の左側の席に座ると、眺めが抜群です。
オープンなトロッコ車両の座席を確保できたので、ガラスもなく、風も心地よかった。
問題は、1列に6人座れるのですが、私の列は、私以外は極端に大きい人ばかりで・・・隣のデッカイお兄さんと太ももが密着
(気になるけど恥ずかしいような年齢でもない
)、端に押し付けられるように30分を過ごしました
。
向かいのムッシとイクラの列の6人は大きい人がいなくて、隣に荷物を置く余裕もあり・・・人の入れ替えしたかった・・・正面から見てて、大きい5人+私が端っこに押し付けられてギュウギュウなのは可笑しかったみたい
。
負けずに、せっかくキープした左側座席から景色を撮影。
この家いいなぁ~・・・と思いながら。
リギ山頂到着。
言うまでもなく、景色最高。
透明度の高い、真っ青な湖のあるスイスの景色は美しすぎる。
鉄塔があり、途中まで上れました。
みなさん、思い思いに過ごしていますね。
レストランもあるし広いので、ゆっくり過ごすのも良いと思います。
牛もいっぱい。
私達は持参したパンでランチして・・・
来た時とは違うルートの青い列車に乗って下ります。
乗る列車が上って来た。
こちら側のルートは空いているのか、車両2両でもガラガラでした。
予定通りの13:01に出発。
ガッタンゴットンと50分近くかかって下るのですが、この後の乗り換えが難所。
徒歩5分ほどかかる乗り換え予想で、乗り換え時間がわずか6分。
2分ほど遅れて「Alth-Glodau」に到着。4分で間に合うか。
と走って移動したら・・・そんなに遠くなくて2分くらいで乗り換えホームに着きました。
写真撮る余裕もあり。 見たことない立派な車両
。
一応、間に合わなかった時のためのスケジュールも考えてありましたが、予定通りで。
この列車がとてもキレイで、振動なく快適で速い・・・スイスの列車は快適だと思いますが、これは特にスゴイ。 あまりにも静かで、コソコソ声になってしまうほど
。
列車の壁に山が描かれていて、車窓からこの山が見えたので、この辺りで使用されている車両なのでしょうか。
「Schwyz」で降りてバスに乗り、向かったお目当ての乗り物は・・・
こちら。 世界一急勾配なケーブルカー「シュトゥースバーン」
。
しかも、ドラム型の車両が特徴的で面白いのです。
勾配に合わせてドラムが回転するので、乗客は水平のまま上がっていきます。
傾きが確認できるようになっていて、最大勾配は110%(傾斜47度)とのこと。
上りは空いていたので、最後尾から下を見てました。
先ほどの列車の壁に描かれた山が正面です。
上りだからか?全然怖くなかったです。下りでこの位置は怖いのでしょうか。
水平だと怖くないものなのでしょうか。
頂上にはお土産屋さんとレストラン。
村になっているので、散策しました。 スキーリゾートのようですね。
ハイキングルートもあります。乗り物ばかりで歩いてないから、この道も上ってみた。
例の山が見えて、左下の方に「シュトゥースバーン」が上ってくるのが見えます。
この日は絶景の見過ぎ~。
村にはかわいらしい家やレストランがあって・・・
湖がある?と言ってみたら、貯水池のような・・・やっぱり泳いでるし。
周りはバーベキューしている人達もいました。
村を一回りしたら、また「シュトゥースバーン」で下り、バスと電車を乗り継ぎ、予定通りの17:31「Kriens Matterhof」着。
1人40フランで、いろんな乗り物に乗って3か所を訪れて1日中楽しめました。
正規料金だったら4~5倍かかりそうな気も。
チケットを買う手間が省けて、サッと乗れるのもストレスフリーで◎。
他にも、スーパーCoopやInter Discoutで期間限定で販売されていて、使用期間に幅のある1DayPassが49フランであるとか。 これも便利そうですね。
ジュネーブ市の1day Passも日にち限定・枚数限定で45フランで、残数がネットで確認できるので、こちらもよさそうです。
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