台風情報を気にしながらではあるが、
私は家で、静かなお盆を過ごしている。
実は何度も、母の葬儀を振り返っています。
が実際に書くと、えらい長文になるし、
心情を書き表せる自信もないので、一般論だけ。
母は余命宣告を受けてから亡くなるまで3年4ヶ月
だったので、葬儀の事を考える時間があった。
本人が
「焼くだけでいい。○○（東京に住む母の妹、
私の叔母）だけ呼んで」
と言い、私もひとりで対応できる気力もなく、
最初から、簡素な「火葬儀」を考えていた。
郵便ポストに葬儀社のチラシもよく入り、
電話して聞いてみたりしたが、
具体的に検討したのは、以下の3社だ。
因みに、チラシのセット料金には、
ほぼ掛かる必要経費も含まれていないことが多い。
火葬料金は火葬場に直接払うから含まれなかったり、
遺体安置料やドライアイス代（含まれていても
最低日数で、実際は足りない事が多い）、
一定距離を超えた寝台車料金など、
素人が羅列して確認するのは無理なので、
「セット料金に含まれないが、ほぼ掛かる費用を
教えてください」
と聞いていた。
市内に多くの式場を持つA社。
互助会にも入っており、式場に出向いて、
見積を取ったが、なんやかやと高い。
火葬だけでは、互助会の適用項目が少なく、
口コミで、大手の式場持ちで高いと聞き、外した。
因みにここで、父の家族葬をしたが、高かったと思う。
家の近所に営業所のあるB社。
小さい葬儀に注力。見積を取ったが、
チラシのセット料金に幾つかプラスされた。
チラシと話が違うのではとも思ったが、
見積以上に追加はないと断言されたし、
きちんと見積の形で残っているし、
事後に何かあれば言いに行きやすいので、
ほぼここに決めたが、母が入院してから、
迷いが出て、よくテレビCMで見る、
小さな…と、よりそう…に資料請求した。
このふたつの違いもあるのだが、
突っ込まなかったので、まとめてC社とする。
C社の資料を見ると、一番安いと思っていた
「火葬儀」より、更に安いプランがある。
なんと10万円を切るのだが、
人件費や必要経費を考えると、
無理があるように、私には思えた。
また、C社は葬儀社ではなく葬儀社紹介業で、
担当する葬儀社には当りハズレがあると思う。
ネットでの口コミは、自画自賛と、
逆に、捏造した悪口もあるはずなので、
どちらにしても鵜呑みはできないが、
C社も悪く言われないよう対策しているようで、
現在は、そうひどい事はないのではないか。
だから、喪主側が、おとな複数で、
多少の事に対処できるなら、C社でいいと思う。
が、喪主がひとりで、多少の事に対処できないと
思った私は、何かあれば即言いに行かれる、
近所のB社にお願いした。
結局、心のこもった葬儀ができたと感じ、
B社でよかったと思う
…A社やC社でやった場合はどうだったのかは、
もちろん比べられないが、
喪主が主観的に納得できれば、いいと思う。
表示する項目が
それで遺族が納得できれば、意義があるのです。
お墓も…少子化で家ごとに繋いでいくのは大変ですね…
生前の本人の希望と、遺族がよければ、法律で許されていれば、
何でもいい時代になりました…
バカ弟に任せましたが、父親同様見栄はりで葬儀代は350万円ほどかかっています。親族は死者も多く皆高齢で出席できず、立派な葬式なのに人は少なかったです。勿論大赤字です。
戒名や墓で軽く600万円をオーバーしましたが、家族から嫌われていた父親でしたので、哀れにも感じました。皆、仕方ないから出た感じでしたし。
9文字の戒名を希望した時、僧侶は「うちの格式があるから最低100万円は頂かないと」言ってました。浄土宗ですが浄土宗の総本山である芝の増上寺内で殺され家系の者がいるので、宗派の間違いを指摘しようか迷いました。バカげた葬式でした。
墓は無縁仏を暴いた土地です。私、そう言うのが嫌いですし親も嫌いなので、自分の墓を所有している神域の山林にしようと思っていますが、法律との戦いで難儀しています。墓くらい自由に決めたいです。
お墓も、樹木葬が流行っているようですね。
ただ、樹木は生き物なので、石より難しい面もあるようですよ。
お墓も時代が変わりました。
家の墓をやめて、永代供養墓や納骨堂に入れ直す「墓じまい」も
増えているようです。そちらが主流になるかもしれませんね。
びっくり～～～。
そういう環境で育っていれば、昨今の葬儀の簡素化も、
また違うう風に感じられるでしょうね。
りぼんさん夫婦、まだお若いですよね、かなり先の事ですよ～。
コロナ禍で進んだ葬儀の簡素化は元には戻らないと思いますが、
直葬と言っても、幅があると思います。
火葬場でのお別れで時間が短くても、形があり納得できるものから、
恐らく10万切るプランは本当に焼くだけかもしれません。
そうですか、小さな…でやって、大正解だったんですね。
ひとりで全てですか、私と同じですね。
私は母の看護が長引き、余力も残っていなかったので、
一番楽な方法を選びました。それでも大変でしたが、
簡素だからなんとかできたと思っています。
ひとりで、自宅で葬儀は立派でしたね。
住居に恵まれ、家族が複数居て、胆力がないとできない
イメージで、私は考えることなく、施設安置にしました。
象が転んださんも、胆力のある方なのでしょうが、
担当された葬儀社さんも、やるなあと思いましたよ。
さすがに頭脳明晰なみなみさんらしい理路整然とした分析（？）ですね。
結果的にやはりみなみさんの判断が正しかったと思えるのですから大正解だったのではないでしょうか。
私たちはやはり、小さく簡単に済ませたいと思っていますし、墓のことなども自分たちの死後の子供たちのことも考え（もちろん金銭的なことも考え）
出来れば樹木葬を…と考えているのです。
私は、実家が田舎のお寺で、昔、お寺の門徒さんの負担を考えて、祭壇を住職だった父が設計図を書き、手作りで作り、1回5千円？だったかな？で、貸し出していました。
少しでも、自宅でのお葬式を安くしたい門徒さんには、好評だったようです。
前、住んでいたマンションの近所が、葬儀屋さんで、よくお葬式もやっていました。
次、お葬式をするときは、おそらく、夫のお葬式ですが、両家とも疎遠なので、私一人での負担を考えて、直葬を夫は希望しています。
お寺で少女時代を過ごした私にとっては、お通夜も無いなんて、ちょっと・・・なんですけどね。
逆に、私が、先に亡くなっても、夫は目が悪いので、直葬しか無理だそうです。
たくさん、書いてごめんなさいね。
象が転んだです。
最近は色んな葬儀屋や葬儀方法があり､喪主としては迷いますよね。
特に､私のように1人で何でもこなす必要がある時は余計に迷います。
そういう私は､母の葬式を互助会に入ってた葬儀屋で済ませようと決めてたですが､互助会費が(葬儀費ではなく)オプションにしか使えない事が判明し､慌てて解約し､30万程の返金を受け取りました。
色々と迷った挙げ句､TVでも紹介されてた”小さな〇〇”の火葬式に決めました。
ご指摘どおり､担当する葬儀社にバラツキがあり､私の時は若い職員さんが全てを仕切ってくれてとても助かりました。
自宅でやったんですが､結果は私が理想とする最高の葬儀でした。その職員さんも”葬儀は自宅でするもんだね。葬儀屋はでは寂しすぎるから”と漏らしてました。
兄の葬儀の時が大失敗だったので､よくよく考えての葬式でしたが､全てにおいてラッキーでした。
”終り良ければ全て良し”ではないですが､そういう事を教えられた気がします。