いきなり脳腫瘍~病名が聴神経腫瘍→右脳腫瘍→右小脳橋角部髄膜腫。手術後に東日本大震災、2度目は右顔面神経麻痺~

最初の病気の告知から入院・手術と順繰りに回想…はブログの頭(2012.4.7開始)の方、2018.3の再手術で障害を負う

リハビリ科通院② 医師

2018-08-05 06:37:13 | 二度目の手術(顔面麻痺)
STから引き継ぎ(扉が開いた瞬間に、チラ見えした)後に
診察室に呼ばれた。
「リハビリ科は今日で卒業だが、
変なことが出てきたら、
脳外科か耳鼻科のオーダーで、再度診る」
顔面の評価は、
「大きな変わりはない。僅かずつ、
額の右側真ん中近くにシワが寄るようになった」
と言われ、
「ずっと額が鉄仮面みたいに動かなかった。
笑うと今でも変だが、以前は、
この世の物とは思えない恐ろしい顔になった」
と評価点数に表れないところで良くなっていることを説明した。
評価ポイントのひとつ「鼻腔を動かす」は、
麻痺以前に元々出来ないことを改めて言うと、
「鼻腔を動かしたり、ウィンクはできない人もいるから、
気にしなくていい」
とのこと。それよりも、
「今は評価で目をぎゅーっと閉じてもらったが、
普段は筋力トレーニングではないので、
神経が変な方向に引っ張られるぎゅーっとした
動きはしないで、ほぐす方を中心にして」
耳鼻科で勧められている手術については、
「どの程度良くなるのか、効果を聞いて、
手術にはメリットとデメリットがあるから、
よく聞いて判断するといい」
口より目がつらいし良くならないので、
「舌下神経を繋いで、目も良くなるのか」
「どの辺をどう繋ぐか、繋ぎ方による」
と具体的に話されたがわからず、聞き返さなかった。
「口周りは良くなっていると思うが、
目の周りが良くならない。
顔の上下で回復度が違うか」
と、STと同じ質問をしたところ、
「それはあり得る。顔面神経は枝分かれしているから、
目と口でどちらかがダメージが大きいことはある」
「右まぶたが腫れぼったいが、筋肉が下がっているのか」
「麻痺で動きが悪いと額の筋肉も下がりやすく、
腫れぼったくなる。変なものではない」
以前も聞いたが、
「自己リハビリを多めにやっているが、いいか」
「筋肉のもみ返しがなければいい。
やり過ぎると痛くなるが、それがなければいい」
どうしても私が質問攻めするので、
「最後に何か、ありますか」
「治りには、個人差がある(受けたダメージが大きいと
思うが、それは言わず、聞き続けた)。
早い人で数ヶ月、長い人で年単位、1年2年は当り前。
一週間前と比べて変わっていないと焦らずに、
リハビリをやること」
顔面麻痺になって初めてわかる四六時中の辛さで、
焦らずに、は無理だが、
先生の言わんとしているところは、よくわかった。
コメント
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