goo blog サービス終了のお知らせ 

いきなり脳腫瘍~頭蓋底髄膜腫が発覚、東日本大震災直前に手術。再発し再手術、右失聴と右顔面神経麻痺になる~

脳腫瘍を告知され開頭手術。
7年後に再手術し、重い障害を負う。
それでもフルに働き、母をひとり介護し看取った。

昨日の番組で、有村藍里の整形手術を扱った

2019-03-04 22:20:50 | 医療に関する情報・感想・TVドラマ
デイリースポーツに詳しくある(以下の通り)が、
結果は大成功で、世間の評判もいいみたいで、
彼女の今後の人生が明るく開けたようだが…
5時間近いリスクの高い手術、
第一人者の医師が(テレビまで入り)気合を入れてやったとは言え、
リスクが高くても受けざるを得ない病気の治療と違い、
失敗すれば普通の顔が破壊されたり、
後遺症が残ったりする訳で、怖いと思った。
この番組を見た「一般人」が、
真似て一か八かで整形手術に走りませんように。
有村藍里さんは、最高の状況で施術を受けたんだからね!

********************************
女優・有村架純(26)の姉で、タレント・有村藍里(28)が3日、
ブログで美容整形を受けたことを公表した。
3日にフジテレビ系で放送された「ザ・ノンフィクション」で
手術の様子などが放送されたが、藍里は術後の診断で涙を浮かべ
「口紅を塗るのも楽しい」と感激を語った。

番組では、医師が行った藍里の手術についても詳しく紹介。
頭蓋骨を6つに分割し、それぞれの骨の位置を変えてしまうもので、
ミリ単位の正確さが求められる。

担当した医師は「皮膚とかだと帳尻合わせるのに無理くり
引っ張れたりするんですが、骨は1ミリたりとも融通がきかないので、
目的とする場所があるとすれば、その場所まで誘導してあげないといけない」
と手術の難しさを語っていた。

手術は午前9時55分に開始。
終わった瞬間に画面に映った時計は2時35分を指していた。
口の内側から切開し、下あごを割れる寸前まで削り、上あごも骨を切り離し、
後ろに下げるための空間を作るなど繊細な技術が求められる。
その後上下のあごを3・3ミリ奥に下げ、それをチタンプレートで固定。
あご先の骨も切り離して前に固定するといった手術の様子も放送された。

これらの手術を経て、3カ月後の今年1月に経過診断を受けに来た
藍里の様子も放送されたが「自分の顔は見慣れない」と照れ笑い。
医師から「楽しくなった?何が楽しい?」と聞かれると
藍里は「泣いちゃう」と声を詰まらせ
「口元が収まって口紅を塗るのも楽しくなったし、
もっといろんな事、髪型やメイクも挑戦できるなって。
これからもずっと楽しみです」と涙を流した。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ザ・ノンフィクション「あなたの顔、治します。」

2019-03-03 20:38:55 | 医療に関する情報・感想・TVドラマ
毎週日曜日14:00~14:55(フジテレビ)
テレビ欄見て、面白そうなテーマの時だけ見ている。
今日は、コレだった↓
日本では数少ない、骨を手術できる美容外科医、山口憲昭氏(37)。
彼のポリシーは「本当に美容整形が必要な人にしか手術はしない」こと。
そんな山口氏が東京・銀座の新クリニックの院長に就任した。
経営というプレッシャーを抱えながら、
より複雑で難しい手術を任されることとなった山口氏の姿を追う。

面白かったっす
「手術の合併症のリスクも理解してもらう。
手術には、メリットデメリットがあるから」
うんうん…
この一年間の経過で、この言葉の持つ重要性が、痛い程、わかる。
山口氏は、形成外科医として国内外で研鑽を積んだ後、美容外科医に転身。
この違い、必要とされるスキルは被るが、ざっくり言うと、
形成外科が健康保険適用の「病気」の治療、
美容外科が保険の適用外の所謂「整形手術」って感じですか。
私の「顔面神経麻痺」は病気なので、
今後残った見た目の不具合を治すのは、形成外科です。
だが、美容外科と同様、
「本当に形成外科治療が必要な人にしか手術はしない」べきで、
今日の番組を見てもリスクが大きい手術だから、
私の場合は…ないな。
まだ左右ガチャ目だし、口も曲がっているが、
普通に生きていく分には「仕方がない」と思える程度にはなったので、
仮にコレ止まりだとしても、受けて却って変になる方が怖い
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

脳腫瘍に対するウイルス療法の医師主導治験で高い治療効果を確認―日本初のがん治療ウイルス薬の製造販売承認申請へ―

2019-02-15 21:49:12 | 医療に関する情報・感想・TVドラマ
東京大学医科学研究所附属病院 脳腫瘍外科 藤堂具紀教授らの研究グループ
まとめられないので、URL貼る
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インフルエンザを従来より早い時期に検知する方法

2019-01-12 13:36:49 | 医療に関する情報・感想・TVドラマ
風邪に加えて、インフルエンザ、胃腸炎も流行している。
インフルエンザは発症後間もないと検査で反応が出なくて、
高熱を押してやっと医療機関に行っても、
後日出直さなければならない。
その間、症状を緩和できずにつらいし、
周りに感染させるリスクもあるし、
なんとかならないかねーと、誰もが思うところだ。
そして富士フイルムが、やってくれた、
極めて初期の頃から診断できる機器を開発した
従来はウイルスに、金コロイドを付着させて判定するのだが、
小さくて初期は見えにくく判定できなかったのが、
その金コロイドの周りにさらに銀ナノコロイドをまとわせて
直径100倍にまでする事で見付けやすくした。
なので菌が爆発的に増える(要は悪化する)まで待たなくても、
診断できるようになったのだ。
実はこれ、銀塩写真の技術の応用というところが、
富士フイルムらしいところである。
でもその検査、どこで受けられるの?
特殊な病院でないと受けられないなら、意味がない
はい、それも対応してくれました。
富士フイルムのHP「インフルラボ」で、
全国の対応可能な医療機関が検索できます。
Good Job
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

患者の立場は弱い

2018-09-18 21:59:14 | 医療に関する情報・感想・TVドラマ
どの病院も手術数は公開しているが、
合併症の発生率や、腫瘍の再発率は公開されていない。
髄膜種という病気の謎がまだ多過ぎるという点もあるのだろうが、
患者の立場はあまりにも弱い…。

以上は同病の患者さんから私信で頂いた抜粋です。
一般論の箇所なので、掲載していいですよね。
今までこの観点で書いたことがないが、核心を突いている。
合併症を避ける為に摘出率を低くすると、
大変な犠牲を払って手術を受けても、
病状が治まらなかったり再発率が高くなったりする。
これらの情報が皆無だから、
病院選びは、バクチみたいなものになる。
バクチにしないには、
「公には出ない本当の情報を知る人」を
知っているか、それしかない…難しい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本当は怖い、個人闘病ブログ

2018-09-01 13:30:33 | 医療に関する情報・感想・TVドラマ
最近、怖いと思ったこと。
私の髄膜腫とは違うが、かなり大きいくくりでは、
同じグループに入る病気の、患者さんのご家族によるブログ。
髄膜腫よりずっと希少な病気で、
「英語文献も含めよく勉強し、その病気では随一のブログ」
と自らが書いておられ、
その病気では最も参考にされている個人ブログのようだ。
また、同病の方からの相談にも丁寧に対応されている。
が、公開コメントで相談者との長文のラリーが続くのを読み、
ある箇所でぎょっとした。
私は正しくない答えだと思ったが、
仮に正しい知識だとしても、相談者の拙い説明
(失礼、でも素人の患者だから、当り前のこと)
に対して、ここまで断定して答えていいものか。
相談者さんはすっかり感服し、
今後の治療方針も、全く違ってくる気配だった。
自分や家族の病気を闘うのに王道はなく、
地道にコツコツ勉強するしかない、
ある時は思い切りも必要だと痛感した、
この半年間である。
(おしまい)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

病院及び学会HPで、顔面麻痺を勉強した

2018-08-31 21:28:34 | 医療に関する情報・感想・TVドラマ
今掛かっているK大学に限らず、
ネット検索で引っ掛かった大学病院及び学会のHPで、
顔面麻痺の知識を得た。
個人病院で顔面麻痺の治療を唄っているところもあるが、
私のような脳外科手術由来とは違うので、除外した。
毎日仕事に通い時間がないこともあり、
個人の闘病ブログはほとんど見なかった。
ケースバイケースで、私と違う症例を読んでも、
どこまで参考になるか、その判断が難しいし、
読むことで却って心が乱されそうだったので。
大学病院のHPでさえ、読み比べると相違点があり、
心を乱されることがある。
(片方の記載が間違いというより、
厳し目に判定しているということなのだろうが)
個人の闘病ブログは、
終始医学的な理論に裏打ちされているもの
(経験上、とても少ない)以外は、
基本、「読み物」と認識して、
一部だけ参考にした方がいい。
読むには、参考になる「一部」を判断する力も必要とする。
このブログは、あくまで「読み物」として、
闘病の過程で大変なポイントは伝えていると思う。
(つづく)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ジャパンキャンサーフォーラム」に参加

2018-08-12 08:49:35 | 医療に関する情報・感想・TVドラマ
訳すと、「日本がん公開討論会」…訳す必要ないか
国立がん研究センターat築地にて開催されています。
昨日、行きました。
病気ごとの患者会も出展しており、
脳腫瘍患者会のブースも出ています。
がん研のグリオーマ専門医師のセミナー(1時間)も
受けてきました。
脳腫瘍に限らず、医療はここまで進んでいるのね。
現場の最先端にいる方の話は臨場感に溢れています。
本日も開催されていますので、ご興味のある方はぜひ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「治るという前提でがんになった」読了

2018-07-28 18:29:22 | 医療に関する情報・感想・TVドラマ
著者の高山さんのブログを6年以上読んでいて、
闘病の大変さを少しはわかっているつもりでいたが、
こうして本でまとめて読むと、
想像も付かない程の、辛く長い日々を乗り切り…
実際にお会いしたことがないのに、
実際の知合い、のように、
どんなに辛かったことかと…まず、そこ、でした。

自分が闘病ブログを書きながら、
闘病記は読みづらいという先入観があったが、
これは項目毎で読み易かった。
あらゆる病気を闘う方の、「実用書」になる。
高山さんと同じ病気の方なら猶更である。
病気(特に治療法)の情報収集、病院の選び方、
入院生活、医療従事者(医師、看護師…)との関わり方、
退院後、人生訓…
私のブログを含め、感情が多分に入った闘病記と違い、
理論に裏打ちされたことしか記載していない。
闘病の参考にする上で、一番大事なことだ。
多くの書き手(私)は、
闘病の記録と感情の発露を書いている。
「闘病の記録」は自分の為なので、
不明な個所は不明なままなことが多く、
同病の方がそれを参考にするのは、
信頼性・客観性がないだけでなく、
不安な気持ちにもなるだろうなあ。
感情の発露も、書き手(私)は書くことで、
発散出来たり整理できたりするが、
同病の方が読むと、
不安な気持ちにもなるだろうなあ。
と思ったら、
「闘病記ブログや匿名掲示板には要注意」の項目あり、
私には胸が痛いことだが、書いてある通りだと思う。
私自身が闘病中なので、
この本を今後の参考とし、
このブログを書く上でも気を付けていきます。

ひとつ、高山さん自身の
「偶然とは思えない幸運の数々」は、
運なんかではない。
本書の副題の「情報戦でがんに克つ」通り、
脳腫瘍のグレード以外は、
高山さんの能力(努力で体得したものも、当然含む)で
引き寄せたものなので、
そこは同様には行かないと認識した上で、
人それぞれが可能な限り取り入れると良いでしょう。

最後に一言。
こんなキツイ体験をした者同士、長生きしましょう。

amazonの購入頁。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

書籍「治るという前提でがんになった」GET

2018-07-18 22:08:28 | 医療に関する情報・感想・TVドラマ
このブログの読者さんならご存知の方が多いと思うが、
悪性脳腫瘍(グリオーマ)、悪性リンパ腫・急性リンパ性白血病、
急性骨髄性白血病及び、それらに伴う重い後遺症・合併症の
闘病を綴ったブログ
でも有名な、
IT企業㈱オーシャンブリッジを設立した、
高山知朗氏の著作である。
「脳腫瘍」と言っても千差万別で、
私の髄膜腫とは全く性質が違うのと、
何より自分のことが大変過ぎて余裕がなく、
いつか読もうと思いながら先延ばしにしていたが、
来月、イベントでお会いしたときに(と勝手に思っている)、
著作の感想も述べたいな、
また、病気は違えど対峙する姿勢は共通するもので、
そこを教えてもらいたいと思い、やっとGETした。
どうしたら最善の治療を受けることが出来るのか…
私には具体的に何が足りなかったのか…
先程急ぎ目次に目を通したが、
興味を惹かれる見出しが並んでいる。
読了したら、感想を挙げます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする