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南英世の 「くろねこ日記」

徒然なるままに、思いついたことを投稿します。

中国ドラマランキング

2020年05月31日 | 日常の風景
(如懿伝の1シーン)

 中国ドラマにはまって9か月になる。ずいぶんたくさん見た。参考までに見て面白かったもののランキングをしてみた。いずれも見て損のないドラマと言える。

① 三国志(全95話)
② 武則天(全82話)
③ 瓔珞(えいらく 全70話)
④ 月に咲く花の如く(全74話)
⑤ 王女未央(全54話)

上記のうち、①三国志と②武則天は文句なく不動の地位を占めると言ってよい。
そのほか、昨日見終わったばかりの「如懿伝(にょいでん全87話)」も面白かった。権謀術数が渦巻く宮廷にあって、月日が皇帝の心を変えていく。そんな皇帝に変わらぬ愛を一途にささげる如懿の姿を描いたドラマである。生きるとはどういうことかを考えさせてくれる。あとで「ジワーッ」と心に沁み込んでくる作品である。
そのほか、韓国ドラマではあるが「トンイ(全60話)」も面白かった。おすすめである。

こうした作品を見ていると、日本の長編ドラマがなんともつまらなく見えてしまう。もっと奮起してほしい。

日銀の国債保有残高485兆円突破

2020年05月28日 | 日常の風景

 税収が足りないから日銀に紙幣を印刷させる。株価が下がると困るから日銀に株式を買わせる。今の日本経済をわかりやすく言うと、こういうことになろうか。小難しい経済理論などを論じる必要はない。われわれ国民のジョーシキでつらつら考えるに、今の日銀の政策は異常というしかない。

物事は極端に考えると本質が見えてくる。税収が足りないので日銀から借金をすることが許されるとするならば、税金をゼロにして全額日銀の借金で賄えばよい。株価を吊り上げることが企業や国民の利益になるならば、日銀はもっともっと株式市場にお金を投じればよい。現在日銀は年額12兆円のペースでETF(投資信託の一種)を買っているが、そんなけち臭いことを言わず、その10倍ほど買ってはどうか。そうすれば企業も国民も喜ぶ。

しかし、そうした極端な政策が正しくないことはジョーシキに照らせばすぐわかる。日銀がむやみに通貨量を増やせば、物価も金融市場もハイパーインフレに見舞われる。1本100円の大根が1万円に、タクシーの初乗り運賃が6万円に、月給30万円の人の給料が3000万円に、為替レートが1ドル=1万円になるだけの話である。

では、いま日銀がやっている政策は何なのか?
分かりやすいたとえで言えば、「痛い痛いと言っている患者にアルコールを飲ませ、モルヒネを注射して当面の痛みを和らげている」だけの話である。確かに少量のアルコールやモルヒネは、患者の痛みを取り除く。しかし、それを大量に用いれば患者は死に至る。

経済も同じである。金融政策が短期的に経済の活性化をもたらすことは経済学理論のイロハである。しかし、金融政策が長期的に実物経済に影響するかどうかについては、理論的説明はなされていない。もし金融政策が長期的にも実物経済に確かな効果を持つならば、今の金融緩和政策を持続すればよい。

しかし、もし行き過ぎた金融緩和が長期的には好ましくない効果をもたらすとするならば、好ましくない効果が出る前に、どこかで緩和政策を止めなければならない。だが、金融緩和政策を転換すると、短期的に経済に逆の展開が生じて大きな不況を伴なうことになる。

民主主義社会を動かしているのは現在の有権者である。未来の有権者には発言権がない。それをいいことにいま生きている人たちがタダ酒を飲み、そのツケを孫子の世代に負わせようとしている。なんと無責任なことか。未来世代をも取り込んだ民主主義モデルが求められている。





オークション

2020年05月17日 | 日常の風景
(ヤフオクに出品中の地球儀 直径32センチ)

  4月から5月にかけてヤフオクで20点ほど売れた。金額にして約6万円。そのうち約半分は中国や韓国のドラマのDVDであり、残り半分は書籍類である。

書籍類を処分し始めた理由は、70歳を前にそろそろ「店じまい」をしようかと思ったからである。これまで1000万円近いお金を書籍などの教材集めに投じてきた。オークションには購入価格の3分の1から4分の1で出品するのだが、ドラマのDVDとは違って書籍類はなかなか買い手がつかない。中には1万5千円で購入した辞典を1200円で売却した例もある。

上の写真は、アメリカの気象衛星ノアから撮影した画像を地球儀にしたものである。環境問題の授業をやるときの小道具の一つとして1989年に購入した。しかし、もう授業で使うこともなくなったのでこの際出品することにした。

この画像から
1.アマゾンの熱帯雨林の開発状況
2.1980年代のアラル海が今と違って満々と水をたたえていたこと
といったことがよくわかる。





そののほか、アフリカのサヘル地方、南極大陸などが実際の雲とともにリアルに映っていて、宇宙飛行士の眼で地球を観察できる。
最新の画像はいくらでも入手できるが、1980年代の画像は貴重である。

地理の先生、ぜひ購入をご検討ください。もちろん風船ではありません。
送料は全国無料です。

継続は力なり

2020年05月17日 | 日常の風景
スピードラーニングを初めて1週間になる。三日坊主という言葉があるが、とりあえずは1週間続いた。全48巻のうち、現在第1巻全8節のうちの第3節までやった。やったとはいえ、まだまだマスターしたとはいいがたい。

どうすれば効果的に身につけることができるか? いろいろ試している。
まず第一に、聞き流すだけでは全く効果がない。これは最初から分かっていた。何度聞いても聞き取れないところは聞き取れないものだ。

そこで、第二にやったのがDiktationである。耳から入ってくる会話文を全部ノートに書き写す。そして、何度かCDを聞く。しかし、それでも聞き取れないところが残る。そこで付属のテキストを見て修正し、そのうえでさらにCDを聞く。しかし、それでもうまくシャドウイングやリピーティングできない。

そこで第三の方法として、書き出した英文にイントネーションを図式化して書きこんでみた。それが上の写真である。これでだいぶ滑らかに発音できるようになった。しかし、それでも長い文章になると、舌がもつれる。本当に自由に使いこなせるようになるためには、数センテンス聞き終わってからリプロダクションできる必要がある。まだまだ先は長い。

今度挑戦してみようと思うのは、テキストの日本語を見て同時通訳的に英語に訳していくという方法である。これができれば、思ったことを自由に表現できるようになるのではないか。

こんな風にやっていると、CD1枚やるのに1か月以上はかかりそうだ。全部で48枚。単純に計算して4年以上はかかる。スピードラーニングを購入した人が挫折するのも無理はない。必要に迫られないのに語学を習得するのは簡単なことではない、と改めて思う。

10万円

2020年05月15日 | 日常の風景
 新型コロナ対策として、すべての国民に10万円が配布されることになった。我が家では30万円が臨時ボーナスで入る。

「10万円入ったら何に使う?」
夕食で話題になった。

私:「とりあえず貯金する」

確かに10万円はうれしい。迅速性が必要なことからすべての人に配布するという方法は正しい。
しかし、本当に打撃を受けている人にとって、10万円は少なすぎる。これで何日間生活できるか? 営業自粛を求められ、1か月以上まったく収入がなかった人も少なくない。そういう人たちへの支援をどうするのか? 

国家は国民に奉仕するために存在するのであって、国民が国家に奉仕するために存在するのではない。社会契約説の基本である。今こそ財政赤字など気にせず、国民のためにお金をばらまく必要がある。今回の経済的損失が仮に50兆円とすると、その分に見合った財政出動をする必要がある。しかも、必要とする人々に確実に届くようにしなければならない。

しかし、国民を国家に奉仕させようとする政権には、「自粛してください」「我慢してください」という発想しか浮かばないのかもしれない。





大局と小局

2020年05月10日 | 日常の風景

物事には順序がある。
一番大切なのは大局である。全体の構想・骨格と言ってよい。大局観がしっかりしていると、物事は案外楽に運ぶ。
反対に、部分にとらわれた見方しかできないと、結果的にうまくいかないことが多い

囲碁しかり、勉強しかり。
世の中には小技を教える書物が多すぎる。

69の手習い

2020年05月06日 | 日常の風景

 50年前に受験勉強をした。一生懸命した。
今回久しぶりに英会話の勉強をしようとテキストを読み始めたのだが、50年前覚えたことがほとんどそのまま頭に残っているのには驚いた。受験勉強は一生の財産になる。そのことを現役の受験生にぜひ強調しておきたい。

昨日スピードラーニングの初級・中級編を聞いて、思いのほかよかったので上級編も続けて買うことにした。しかし、ヤフオクで探したが、なかなか適当なものが見つからない。

そんな時、偶然メルカリのサイトでいいのを見つけた。上級編(第33巻から48巻まで)送料込みで12900円。ヤフオクより3000円以上安い!すぐ購入手続きをした。これまではヤフオクばかり利用しメルカリを使うのは初めてだったが、何とかうまくいった。

69の手習い。さてさてどうなることやら。

おー、忙し

2020年05月05日 | 日常の風景

 家にこもりっきりの生活だが、最近やりたいことがいっぱい出てきて忙しい毎日を送っている。語学、碁学、読書、DVD、オークションの対応・・・。
若いころと違って根気が続かないから、これらを適当に回している。すると、あっという間に1日が過ぎていく。

今見ているDVDは「康熙王朝(全50話)」。
ようやく半分程見終えた。面白いという性格のドラマではないが、満人が漢人を統治することの難しさや三藩の乱など、大人のドラマに仕上がっている。何より、皇帝というのは気楽な稼業ではないということが良くわかる。

読書は東野圭吾の作品を初めて読み始めた。売れっ子の作家だけあって、書く力はすごいなーと思う。また、碁盤をリビングに持ち込んで、寸暇を惜しんで囲碁雑誌を読んでいる。どんどん強くなるのが自分でもわかる。しかし、勉強を怠るとすぐ昔の筋の悪い癖に戻ってしまうのが悔しい。

それから、スピードラーニングが今日届いた。
ちらちらっと聞いてみたが、悪くない。なにより48巻(48冊)の教材をマスターしたら、そりゃ効果があるに決まっている。効果がないと回答した人は、繰り返しやらなかったか、又は基礎となる英文法が不十分な人ではないかと感じた。
40年ぶりの英語の勉強だが、基礎文法の大切さを改めて確認。




語学と碁学

2020年05月03日 | 日常の風景
 スピードラーニングを買ったのを機会に、久しぶりに英会話でもやってみようかという気分になっている。昔、慶応で英語の教員免許を取って以来、何十年も英語とは縁がなかったから、すっかりさび付いてしまった。せめて、日常会話に不自由がないくらいにはしたい。

語学の勉強と並んで、最近勉強し始めたのが「碁楽室」という囲碁雑誌である。これは「囲碁関西」という雑誌が廃刊になったのを受けて、私の師である森野節男9段が新たに創刊されたもので、今月号で第4号になる。今までたくさんの囲碁に関する本を読んできたが、この雑誌が一番おもしろいように思う。
とくに、中野泰宏9段、森野節男9段、馬場滋9段、柳澤理志5段、洪道場研究会 の各講座が素晴らしい。これらの連載を読んだら勝率がぐんとアップした。

語学と碁学、久しぶりにやる気が出てきた。